なりすましを防ぎ精度を上げる
2023年11月6日、シャープ株式会社の子会社である、株式会社AIoTクラウド(以下 AIoTクラウド)は、既にリリースしているアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」の機能強化を発表した。
これは、2023年12月より施行されるアルコール検知器使用義務化に伴い機能追加したものであり、より信頼性の高いシステムを目指す。
内容としては、従来の機能である、アルコールチェック、顔認証、免許証読み取りに加え、アルコール検知器の管理機能を加えるもので、検知器の保全や管理を目的とし、機能しなかった、使用期限が切れていた、などのミスを防ぐことができる。
アルコール検知器だけではなりすましを防げない
顔認証に関して、従来は撮影と登録のみであったが、今回はAI認証を導入し本人であるかどうかを正否判断するもの。
免許証確認では、NFC対応スマホにて免許証を読み取ることで、有効期限確認と免許不携帯を防止するもので、更新忘れに役立つ。
追加された検知器管理では、アルコール検知器の常時有効保持の義務化に伴い、検知器の管理に信頼性を持たせるもの。
飲酒による事故を防ぐ取り組みとして始まったアルコールチェックであるが、今後様々なシーンでの応用も見込まれる。
(画像はプレスリリースより)
シャープ株式会社
https://corporate.jp.sharp/news/231106-a.html