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2024年11月01日(金)
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量子アニーリングを利用した、自動搬送ロボット制御システムの実証実験開始へ

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量子アニーリングを利用した、自動搬送ロボット制御システムの実証実験開始へ

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一度に1000台のロボット制御が可能
2023年12月19日、国立大学法人東北大学(以下 東北大学)とシャープ株式会社(以下 シャープ)は、量子アニーリングを利用した自動搬送ロボット(以下 AGV)の多台数同時制御に関する共同研究の開始を発表した。

これは、東北大学が研究している量子コンピュータ利用技術と、シャープが20年来研究開発しているAGVと関連制御技術を融合し、現在同時制御可能台数500台を、1000台規模まで増やそうというものである。

2024年度には試作機による実証実験、2025年度を目標にリリースすることが目標とされており、人手不足問題の解決にも有効である。
量子アニーリング
倉庫でのピッキングは人手が主
現在、物流業界で行われている倉庫内での商品の集荷作業、いわゆるピッキング作業は主に人が伝票を基に商品を探し集荷を行う。

しかし、2024年には人手が不足することが予想されており、ピッキング作業に滞りが生じることで、以降の物流効率にも多大な影響を及ぼす可能性が指摘されている。

今回開発予定の、AGVの同時多数制御が実現すれば、ピッキング作業を人の手で行う必要が無くなり、他の人手が不足している部署へ転換することが可能。

将来さらに加速すると考えられている、人口減少による人手不足にも有効であると考えられる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東北大学
https://www.tohoku.ac.jp/




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