ついにやってきた!動画サイト「Hulu」
米国のテレビ番組やハリウッド映画を提供し、人々の視聴スタイルを変えた人気動画サイトとして知られる「Hulu」。日本でもサービス名を知る人は多いだろう。そのHuluが10日、日本で年内にサービスを開始する計画であると発表した。
月額固定の料金で、人気のハリウッド映画や海外ドラマの豊富なラインナップのコンテンツをテレビやパソコン、携帯電話、タブレット端末などで楽しめるサービスとなるそうだ。このまま順調にすすみ、日本進出が実現すれば、米国外では初めてのサービス開始となる。
米国のように視聴のあり方を変えるサービスとなるか?
Huluは、主要なテレビや映画をインターネットを通じ、オンデマンドで見られるサービスとして米国で広まった。見たい番組を待つ必要がなく、いつでも好きな時に楽しめるほか、無料版では広告を見るだけで多くの番組が合法的に視聴できるため、若者層にも浸透した。
現在コンテンツを提供している企業は260社を超え、ABC、FOX、MTV Networks、National Geographic、Sony Pictures、Warner Bros.など有名なテレビや映画ネットワークも提供会社として参加。多彩で良質なドラマやドキュメンタリーが楽しめる。
現時点で日本向けサービスの発表では、無料版提供については触れられていない。そのため、急速な浸透は難しいかもしれない。
テレビ離れが叫ばれて久しいが、優れたコンテンツには確実に人気が集まるという声もある。米国でHuluがDVDレンタルサービス最大手のNetflixと激しい競争状態になっているように、日本でも各社のレンタルサービスと競合してくる可能性もある。なににしろ、新しい動画視聴の時代が近くスタートしそうだ。
現在、サービス開始の準備サイトが設けられており、関心のあるユーザーは、メールアドレスを登録しておくと、最新情報が受け取れるようになっている。気になったら登録してみよう。
Hulu(米国版)Hulu(日本サービス準備サイト)