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2024年03月29日(金)
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そのデータ、大丈夫?ディアイティが無償ツール「流出するかもしれない情報チェッカー」を公開

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そのデータ、大丈夫?ディアイティが無償ツール「流出するかもしれない情報チェッカー」を公開

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自社開発ツールを無料で提供。情報漏洩を防止
株式会社ディアイティは18日、標的型攻撃を受けた場合やマルウェアに感染した際など、万が一の情報漏洩リスクを事前に把握するための自社開発ツール「流出するかもしれない情報チェッカー」を公開した。無償でだれでもダウンロードして利用できる。対応OSはWindows 10/8.1/8/7だ。

近年、標的型攻撃や不正サイトへのアクセスを通じたマルウェア感染など、サイバー攻撃に由来する情報流出事件が後を絶たない。ターゲットも従来は特定の企業や団体に限られていたが、現在はあらゆる企業・団体・個人が日常的に狙われている状態といってよい。

「流出するかもしれない情報チェッカー」は、こうしたなかにあって、そのパソコンが情報流出型のマルウェアに感染した場合、どのような情報を流出させてしまう可能性をもっているのか、可視化して表示するツールだ。パソコンのハードディスクや共有サーバ内に保存されているファイル情報の状態をチェックして結果を示す。

特に注意すべき単語を含むファイル名の抜き出し表示や、バージョンアップの未適応がセキュリティ上の脆弱性になるJavaやFlash、Acrobat Readerなどのバージョン状況、Internet Explorerのブックマーク情報表示にも対応し、セキュリティ対策の現況を知ることにも役立つ。

流出するかもしれない情報チェッカー
マイナンバー制度導入でも広がる不安、より安全なネットワーク社会を目指して
近年では悪意をもって送信されてくるメールに対処するため、標的型メールの実体験演習を導入する企業なども増えている。

しかしディアイティによると、情報漏洩リスクを軽減するには、さらにパソコンやサーバ内に保存されている情報とセキュリティ度合いの実態を把握し、できる限り不要な情報を削除しておくこと、暗号化やパスワードの活用によるセキュリティ面の改善を図っておくことが重要であることを、多くの標的型攻撃におけるデジタルフォレンジックや通信ログ解析の経験から、強く感じているという。

また、マイナンバー制度の導入も、情報管理における不安を広げており、こうした背景から「流出するかもしれない情報チェッカー」を無償配布することを決めたそうだ。

このツールを実行することにより、それぞれが関係するファイルやソフトウェアの状況を実体験でき、ファイル管理や不要なファイルの削除、ソフトウェアのバージョンアップ作業に対する重要性認識を高めることができると期待され、幅広くセキュリティ意識を向上させられるとしている。

より安全・安心なネットワーク社会を構築するため、有効なツールとして活用したい。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

株式会社ディアイティ ニュースリリース
http://www.dit.co.jp/news/news2015/2015_1118.html

「流出するかもしれない情報チェッカー」 提供ページ
http://www.dit.co.jp/products/leak-info-checker

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