接続デバイスが「なおせ～る」！NTT東日本が補償サービスを開始

東日本電信電話株式会社（NTT東日本）は19日、「フレッツ光」を利用する個人ユーザー向けの新サービスとして、同日より安心機器補償サービス「なおせ～る」の提供を20日より開始すると発表した。「フレッツ光」に接続されたデバイスであれば、万が一の故障・破損時に修理や同種機器の提供対応を行ってもらえる。

NTT東日本では、これまで「フレッツ光」ユーザーに対し、PCやタブレット、周辺機器などの設定や操作方法に関する問い合わせを受け付け、解決に向けてサポートする「リモートサポートサービス」を提供してきたが、機器の故障においては各機器メーカーの故障受付窓口を案内するのみで、一元的なサポート対応は行えていなかったという。

一方で近年、ネットワーク機器を有する機器が多種多様に増加し、「フレッツ光」ユーザーが接続して用いるデバイスも増加、さらにWi-Fiをはじめとする無線化が普及するにしたがって、家の中でデバイスを持ち運ぶといった機会も増え、落下や衝突、水濡れなどの故障リスクが高まっている。

「なおせ～る」は、こうした現状を踏まえ、より「フレッツ光」を安心して利用してもらえるよう提供を決めたサービスで、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービス」のユーザーを対象とする。

「なおせ～る」では、「フレッツ光」接続デバイスが何らかの故障・破損によって使用できなくなった場合、すぐに修理に応じる。著しい破損や水濡れなどで修理不能な場合は、NTT東日本が指定する補償対象機器と同種の機器からユーザーに任意のものを選択してもらい、それを提供するという。

「フレッツ光」接続デバイスであれば、新規購入のデバイスだけでなく、すでに利用中のデバイスも対象となり、台数の制限もなく利用できる。事前の機器登録といった手続きも必要ない。新規購入日または製品発売日から3年以内の自然故障のほか、デバイスを落下させたり、衝突させたりした、水濡れさせたといったユーザーの過失、落雷などによる故障・破損まで、幅広く補償する。

利用料は、「パソコン・タブレットプラン」が500円（「リモートサポートサービス」契約ユーザーは400円）、「テレビプラン」が500円で、1回あたりの補償上限額は、パソコンが4万円、iPadが3万円、iPad以外のタブレットが1.5万円、テレビが6万円となる。

また、上記いずれかのプランに加入すると、オプションで追加月額料金200円を負担すれば「周辺機器プラン」が利用でき、ルーターやゲーム機、プリンタ、外付HDDを補償してもらえる。こちらの1回あたり補償上限額は1万円だ。

いずれも補償は申し込みから2か月後以降の故障・破損を対象とし、利用回数はプランごと1年間に2回までとされる。なお補償上限額を超過する場合、その超過額を負担すれば、修理または補償対象機器と同種の機器提供を受けられる。

万が一のトラブルに備え、一度チェックしておいてみては。




東日本電信電話株式会社　ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20160119

「なおせ～る」　案内ページ
https://flets.com/osa/naoseru/