セカンドオピニオンとしても利用できる無料セキュリティソフト日本語版誕生

株式会社Doctor Web Pacificは28日、ユーザーが現在利用中の他社アンチウイルスソフトのアンインストールをすることなく、そのままの状態にプラスするかたちで利用できる非常駐型セキュリティソフト「Dr.Web CureIt！」の日本語版を、同日より無償提供開始したと発表した。対応OSは、Windows XP（SP2、SP3）／2003（SP1）／Vista／2008／7／8／8.1／10の32bit版、およびWindows Vista／2008／2008 R2／7／8／8.1／2012／2012 R2／10の64bit版となる。

「Dr.Web CureIt！」は、年間600万ダウンロードを超える利用実績をもつセキュリティソフト。日本国内でも警察機関や大手ITセキュリティ対策企業で緊急時の調査・対策に用いられているという。

専用サイトからダウンロードするだけで利用を開始でき、普段使用しているセキュリティツールのセカンドオピニオンとしてマルウェアの感染確認が行えるほか、感染していた場合にはその緊急駆除を実行することができる。

「Dr.Web CureIt！」の提供は実行ファイル形式でなされており、インストール不要。USBメモリからでも起動して利用できるため、マルウェア感染の影響でデバイスの操作が困難となっている状態でも使用できるとされている。

最新のサイバー犯罪手法や新種のマルウェアに関する研究・調査を実施し、情報を提供しているDoctor Webのラボが、約1時間ごとに内容の更新を行っているため、ユーザーは常に最新版をダウンロードして利用できる。

日本語によるガイダンスのユーザーインターフェースが用意されているため、初心者でも分かりやすく、操作もシンプルかつ簡単。1クリックでスキャンを開始することが可能だ。スキャンが終了すると、レポートが表示される。

なおスキャンするオブジェクトを選択し、カスタマイズして用いることもできる。手軽に使えるツールとして、ぜひチェックしておいてみては。




株式会社Doctor Web Pacific　プレスリリース
http://news.drweb.co.jp/show/?i=977&lng=ja&c=2

「Dr.Web CureIt！」　ダウンロードページ
http://free.drweb.co.jp/cureit/