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2024年03月29日(金)
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1IPアドレスで複数のSSL証明書を無償利用可能!ファーストサーバ

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1IPアドレスで複数のSSL証明書を無償利用可能!ファーストサーバ

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「Zenlogicホスティング」ユーザー向けに「SNI設定機能」を無償提供開始
ファーストサーバ株式会社は20日、同社の提供するクラウド型レンタルサーバーサービス「Zenlogicホスティング」において、1つのサーバー環境で複数のSSLサーバー証明書を利用することができる「SNI設定機能」の提供を開始したことを明らかにした。「Zenlogicホスティング」のユーザーであれば、誰でも無料で利用できる。

SNIとは、Server Name Indicationの略で、1つのサーバーで異なる証明書を使い分けることができる技術のこと。SSL/TLSの拡張仕様の1つで、通常は1つのIPアドレス(1台のサーバー)では1つしか利用できない証明書を複数利用できるようにする。

昨今、WebサイトのHTTPS化が急速に進んでおり、ファーストサーバでも業界に先駆けて、無料のSSLサーバー証明書プロジェクト「Let's Encrypt」を導入し、Webサイトの常時SSL化に取り組んできた。

今回の「SNI設定機能」無償リリースは、そうした取り組みの第2弾に位置付けられるもので、1つのサーバーで複数のサイトを運営している場合でも、それぞれのドメイン名やサブドメイン名により、SSLサーバー証明書を使い分けて利用できるものとしている。

SNI設定機能
常時SSL化の導入を手軽に!より安全なネット環境の構築促進を図る
この「SNI設定機能」を利用すると、たとえば会社案内のサイトとして設けているページでは、実在性を証明するため拡張認証(EV SSL)を用い、暗号化通信だけでよいブログページでは無料のドメイン認証(DV SSL)である「Let's Encrypt」を用いるといったように、サイトの目的・用途や予算に応じて、異なるタイプのSSLサーバー証明書を、効率よく、簡単に使い分けられるようになる。

ファーストサーバでは、「Let's Encrypt」を導入した無料のSSLサーバー証明書提供サービスのほか、認証局の認知度などにおいてより信頼性の高い有償のSSLサーバー証明書提供サービスも手がけており、これらと組み合わせて活用することが可能だ。

また「SNI設定機能」は、ユーザーが個別にSSLサーバー証明書ベンダーなどで取得した証明書を、その種類を問わず直接利用設定することも可能な機能となっているため、さまざまなタイプの証明書を持ち込んで柔軟に利用することもできる。いずれの設定も「Zenlogicホスティング」のコントロールパネルから、簡単に行える。

ファーストサーバでは、今後もWebサイトの常時SSL化を積極的にサポートし、より安全なインターネット利用環境の構築に寄与していきたいとした。


外部リンク

ファーストサーバ株式会社 プレスリリース
https://www.firstserver.co.jp/news/2016/2016042001

SNIについて
https://zenlogic.jp/service/function/web-sni

「Zenlogicホスティング」
https://zenlogic.jp/service/hosting/

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