ネットベンチャーニュース
2024年04月25日(木)
 ネットベンチャーニュース

温泉だってスマートな時代!IoT活用システムが誕生

国内WEB
海外WEB
新着30件






























温泉だってスマートな時代!IoT活用システムが誕生

このエントリーをはてなブックマークに追加
人の動きをリアルタイムで可視化!ニフティが実証実験を開始
ニフティ株式会社は18日、同社の温泉・温浴施設好きユーザーの口コミを中心とした情報専門サイト「@nifty温泉」が、温浴施設内の混雑状況とスタッフの配置状況をリアルタイムに可視化するIoTを活用した新システムを開発し、実証実験を開始したことを明らかにした。

今回の実験は、三和興産株式会社の運営する、埼玉県北葛飾郡杉戸町にある温浴施設「杉戸天然温泉 雅楽の湯」の協力のもと、「@nifty温泉」とニフティIoTデザインセンターが企画・構築して実施する。18日から9月20日までの約半年間にわたって展開し、システムの検証を進める予定だ。

@nifty温泉
経営側の資料やスタッフ配置最適化ツールとして、利用者の混雑回避・快適利用サービスツールとして期待
実証実験では、まず人を立体的に捉えその数や動きなどを検出できるステレオカメラを施設内に設置し、リアルタイムに利用者人数をカウント、混雑状況をチェックする。またスタッフが装着したペンダント型Beaconを検出して、スタッフ配置の状況もあわせて可視化。状況に応じた最適な配置や、利用者の混雑回避のためのナビゲーション実施を行う。

年間30万人以上が訪れ、利用するという「杉戸天然温泉 雅楽の湯」で実験を行うことにより、システム機器の反応精度や、リアルタイムでのモニタリングの有用性を検証できると考えているという。

ステレオカメラは、脱衣所入り口や休憩所、食事処などの主要箇所に設置し、場所ごとで利用人数をカウントする。その際、利用者の顔など個人が識別できる情報は取得せず、人数の把握に必要なデータのみ活用するほか、浴室にはカメラを設置しないなど、プライバシーに最大限の配慮を行うとしている。

「@nifty温泉」では、これまで利用者向けサービスを提供することはもちろん、温浴施設の運営側が抱える課題の解決に繋がるサービスを提供し、連携を深めてきた。その中で、施設側には混雑を回避したいというユーザーの要望に応えたい思いがありながら、混雑予想やスタッフの配置における工夫などサービス水準の維持・向上に悩んでいるケースが多いことが判明したという。

そこで、ニフティが持つ温浴施設とのネットワークやサービス運営のノウハウ、IoTに関する知見を活かすことで、こうした施設運営側の課題解決と、ユーザーの満足度向上を図ることが可能と考え、温浴業界全体の活性化に貢献すべく、システムを開発、実証実験の実施に至った。

同社では今後、この実験結果をもとに、施設内のヒートマップ提供サービスや、混雑状況に応じたスタッフの配置支援システムなど、各種サービスの提供・展開を本格的に検討していくとしている。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

ニフティ株式会社 ニュースリリース
http://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/160415004525/1.htm

「@nifty温泉」
http://onsen.nifty.com/

Amazon.co.jp : @nifty温泉 に関連する商品
  • 「ChargeSPOT」を入り口にモノを持ち歩かない生活へ(4月24日)
  • ISOにおける自動運転シナリオを数学的定式化(4月15日)
  • 機微情報を保管した新開発SIMを非対面決済端末に実装(4月15日)
  • 物流におけるグローバル標準倉庫管理システムを拡充(4月10日)
  • 既存光ファイバーを使った実験で、伝送容量の世界新記録を達成(4月8日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->