ビットアイル、最大3拠点で大事なデータを確実に守る！新サービスを発表

データセンターサービスや各種クラウドサービスなどを提供するビットアイル・エクイニクス株式会社は19日、バリオセキュア株式会社との協力により、同社のアプライアンス製品「Vario Data Protect（以下、VDP）」を活用したバックアップサービス「ファイルバックアップサービス with バリオセキュア」をリリースした。

「ファイルバックアップサービス with バリオセキュア」は、ビットアイル・エクイニクスのデータセンターで用いている顧客のサーバラックに設置した、ローカル拠点となるVDP、さらにバリオセキュアの運営するクラウド環境の東京・大阪における2拠点の、計3拠点へデータをバックアップ、より安全に保護するサービス。

1次バックアップを、同一LAN内のVDPで実施、データの暗号化や重複排除、圧縮といった負荷が高くなりがちな処理をVDPで実行することで、サーバへの負荷を最小限にとどめながら、素早く安全に、確実にバックアップする利便性と安心感を確保する。

そして暗号化された状態で、インターネット環境を介し、2次バックアップ先となる遠隔地のクラウド環境2カ所へ送信、さらなる保護を図る。ここにおけるクラウド環境には、ビットアイル・エクイニクスがバックアップ用の専用回線を提供するため、顧客のサービスネットワークに影響を与えることもなく、バックアップが可能という。

近年さまざまな企業において、保有・管理するデータの膨大化と高度化に伴い、災害や事故など不測の事態を想定した事業継続計画対策（BCP対策）として、複数拠点でのデータバックアップに対するニーズが急速に高まっている。

しかし従来のバックアップサービスでは、利用中のサーバのパフォーマンスやネットワーク回線速度を低下させてしまうといった課題や、導入・運用・管理監視面での手間などが多くあり、思うように対策を進めることができない状況があった。

それに対し、この「ファイルバックアップサービス with バリオセキュア」であれば、導入から運用、監視や障害対応まで一貫してサポートしてもらえるワンパッケージでの提供となっているため、手軽に利用を検討できるほか、サーバやネットワークへの負荷が高まることを回避しつつ、物理環境・クラウド環境両方での、最大3拠点における複数バックアップが可能になる。

価格は個別見積もりとなるが、参考導入例として、300GBの「VDP 300」を利用する場合、初期費用が240,000円、月額費用が55,000円（価格はいずれも税別）となることが示されている。なお、1年間の最低利用期間も設定されている。詳細はサービスページおよび問い合わせで確認を。

（画像はプレスリリースより）




ビットアイル・エクイニクス株式会社　プレスリリース
http://www.bit-isle.jp/corp/news/press/459.html

「ファイルバックアップサービス with バリオセキュア」
http://www.bit-isle.jp/service/managed/backup.html