世界初！マンガ・アニメの百科事典決定版「マンガペディア」

株式会社VPYAGE GROUPと一般社団法人百科綜合リサーチ・センター、株式会社リンクトデータの3社は7日、世界初となるマンガ・アニメに特化した「百科事典」を収録するコミュニティーサービス「マンガペディア」を共同でリリースしたことを発表した。今年1月にサイトが先行公開されていたサービスの正式リリースとなっている。

マンガ・アニメは、いまや世界に誇る日本の文化の代表的な存在ともなっている。しかし、それらを扱った総合的データベースの編纂は、そのコンテンツの性質などから実現への難易度が高く、これまで行われてこなかったという。

今回3社は、後世に正しくマンガやアニメの情報、魅力を伝え続けていきたいという思いから、オンライン上の総合百科事典と呼べるデータベース編纂に着手。一般的な「百科事典」編集と同様に、執筆項目を選定し、適切な執筆者に項目作成を依頼することで作成を進めてきた。作成にあたっては、可能な限りマンガやアニメの実物コンテンツに目を通した上で執筆するなど、品質管理にはとくにこだわったとしている。

「マンガペディア」では、人々がマンガ・アニメのコンテンツに触れた後に抱く、もっと詳しく知りたいという思いや、似たタイプで他の新しいマンガも楽しんでみたいといった思いに応え、新たな出会いと発見を創出することをミッションとしており、単純なシステム的情報提供だけでなく、精度の高い検索機能とレコメンド機能で、充実した情報を届ける。

一般的なシステム構築だけでなく、編集者の手によってキーワードを関連づけるなど、人の手も介した工程を加えることで、検索機能の高度化を図っているそうだ。

作品によって設定項目は異なるが、そのタイトルの世界観や作品背景、誕生のいきさつ、構成、あらすじ、映画化やテレビアニメ化、ゲーム化の有無などメディアミックス情報、海外からの反応、社会に与えた影響および評価・受賞歴、作家情報、登場人物、場所・地域、その他関連キーワードと、幅広く充実した情報を得ることができる。

ユーザーは、自身のメールアドレスかSNSアカウントを用いて会員登録を行うことができ、登録すると好きなスレッドを立てて、他のユーザーと作品や登場人物などをめぐる意見交換をすることもできる。

今後は、こうした事典以外のコンテンツおよび機能についてもさらなる拡充を図っていく予定とされており、総合コミュニティーサービスとしての成長が期待される。

（画像はプレスリリースより）




株式会社VOYAGE GROUP／一般社団法人百科綜合リサーチ・センター／株式会社リンクトデータ　プレスリリース
http://voyagegroup.com/news/press/2016/633/

「マンガペディア」
https://mangapedia.com/