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2024年04月27日(土)
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在宅医療や災害医療を助ける!「医用画像転送ソリューション」

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在宅医療や災害医療を助ける!「医用画像転送ソリューション」

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健診車や遠隔医療現場から画像をモバイル通信網で電送
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は7日、健診車や在宅医療、災害医療などの現場から医用画像をモバイル通信網で伝送するサービス「医用画像転送ソリューション」を発表した。4月15日より提供を開始する。

キヤノンマーケティングジャパンは、1998年にX線デジタル撮影装置「デジタルラジオグラフィ CXDIシリーズ」を発売して以降、国内の医療機関や健診車向けの胸部デジタル健診システムとして数多く納入を行ってきた実績がある。また、在宅医療や災害医療向けのポータブルX線デジタル撮影システムとしても活用されており、院内だけでなく院外・屋外のさまざまな医療現場で活かされているという。

今回リリースする「医用画像転送ソリューション」は、こうした健診車や在宅医療、災害医療の現場で撮影した医用画像を、遠隔地の医療施設に高速通信サービス「LTE」で、安全かつ容易に電送可能とするものだ。

医用画像転送ソリューション
万一の情報漏洩対策も万全!読影業務の効率化にも寄与
通信はIPsecVPNを採用し、高度なセキュリティ環境のもと利用できるよう特別の配慮を行った。万一の情報漏洩に備え、秘密分散方式も導入している。

さらにVPNルーターと接続しているLTEモデムの電波状況をチェックすることで、送受信の可否を判断、撮影現場のモバイル通信環境を、わかりやすく表示させる機能も搭載されており、安心・安全で確実な通信システム環境が確保されるとしている。万が一、電波環境が不良と判断された場合には、画像伝送を自動的に取りやめ、電波環境が良好な場所へ移動した後などに、自動で送受信を再開する。

送信側端末では、医用画像が確実に電送されているかチェックする監視機能が利用でき、うまく電送されていない場合は、自動で再送信される。

救急指定病院や災害指定病院など、受信側の施設内では、電送されてきた医用画像を、医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」に自動で送り、アップロードすることができる仕組みとなっており、この「医用画像転送ソリューション」と連携させれば、契約読影医師への依頼をオンラインで自動振り分けするといったことまで可能で、読影業務の一連工程を効率化できる。

診断結果表の短納期化や、災害医療時のトリアージにも貢献するとみられており、大いに活用が期待される。24時間通信可能で、サービスの利用料はデータ容量にかかわらず定額、別途初期費用が必要となる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

キヤノンマーケティングジャパン株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000013943

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2016-04

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