Googleドライブ保存のファイルを直接貼り付け可能に
Evernoteは13日、新機能ベータ版として、Googleドライブとの連携機能を追加したことを発表した。これまでよりもEvernoteとGoogleドライブのつながりをシームレスにし、アプリ間での切り替えなく利用できるようにする。テスト版としてAndroid向けアプリが対応しているほか、ChromeブラウザでWeb版にログインすると、この新機能を試すことができる。
今回の連携機能により、Googleドライブに保存されているすべてのファイルへ、Evernote内から直接アクセスすることが可能となった。URLリンクの表示だけでなく、Googleドライブに作成・保存したコンテンツを直接Evernoteのノートで閲覧でき、ノートへ挿入・貼り付けを行うこともできる。
ユーザーはEvernoteアプリを離れることなく、Googleドライブのあらゆるファイルコンテンツをノートに挿入することができ、またGoogleドライブで該当ファイルの内容に変更を加えた場合には、Evernote内の貼り付け箇所にもその変更内容が自動で反映されるため、最新の状態でチェック、作業を進めることができる。
スムーズな連携で直感的に使える!作業効率が大幅にアップ
Evernoteによると、そのユーザーの半数以上がGoogleアカウントも保有しており、Googleドライブへのリンクを貼り付けた大量のノートを作成しているユーザーも多いという。そのため、以前からEvernoteとGoogleドライブを一緒に使いやすいスタイルに改良してほしいという要望が多く寄せられていたのだそうだ。
今回の連携新機能はそうした声に応えたもので、重要な情報の記録や整理、共同作業をよりスムーズにし、サービスの切り替えによる思考中断を防いで、効率よく進められるようにする。
なお機能を利用するには、EvernoteとGoogleアカウントの連携手続きを行っておく必要がある。Android向けアプリの場合は、専用URLからテスト版アプリをインストール、利用手順に従ってアップデートすることで利用可能になる。
一方Webブラウザ版の場合は、ChromeブラウザでEvernote Webにサインインし、ノートエディタ右上に表示される「ベータ版を試す」をクリック、エディタ上部のGoogleドライブアイコンを選択すると、Googleアカウントの認証画面に遷移するので、指示に従って連携を完了させればよい。
Evernoteでは、今後その他のプラットフォームにおいても対応を進め、ユーザーが直感的に両サービスを使いこなすことができる環境を整えていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
Evernote 公式ブログ 該当発表記事(プレスリリース)
https://blog.evernote.com/jp/2016/05/13/52816