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2024年04月20日(土)
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KDDI研究所、SNSにおけるユーザの主観的コメントを分析・キュレーションする技術を開発

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KDDI研究所、SNSにおけるユーザの主観的コメントを分析・キュレーションする技術を開発

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みんなのリアルな感想とあわせてコンテンツが楽しめる!
株式会社KDDI研究所は20日、インターネット上のニュースやテレビ番組、映画、音楽、アプリなど、さまざまなコンテンツに対するユーザの主観的感想を含んだコメントを解析して、今話題となっているコンテンツを自動で検索、キュレーションし表示させる新技術を開発したと発表した。

近年、ニュースやテレビ番組など、何らかのコンテンツに接しながら、その感想をSNSや掲示板に投稿し、他のユーザとコミュニケーションをとって楽しむというスタイルが広がっている。インターネット接続時に、こうして投稿されたコメントをカギとしてコンテンツを得ていくユーザも多い。

そのため、コンテンツ提供者側も投稿コメントを自社サービスに活かし、表示させるといった方法をとるなどしているが、それらの表示コメントの中には、ユーザのリアルな感想、主観的表現が反映されていないものも多かった。KDDI研究所の新技術は、これを改革するものだという。

KDDI研究所
(画像はプレスリリース 別紙参考資料より)

顔文字や連続文字列、記号表現、文体など特徴をキャッチ
開発された新技術では、まずインターネット上の話題となっているコンテンツに関し、そこへ寄せられた人々のコメントの中から、感情があらわれたユーザの主観的コメントのみを自動的に抽出する。そして、そのコメント内に含まれている顔文字や、「w」の連続といったよく使用される連続文字列表現、さらにその他の記号表現や文体など、個々の思いがダイレクトに反映される特徴をキャッチして、コメントの主観度合いを測定し、感情豊かな表現を集めることができるものとなっている。

解析データを活かし、主観度合いの高いコメントの中から、とくに反応が分かりやすいものをポップアップで表示することも可能という。また、この技術は既存サービスなどですでに収集されたコンテンツに対しても適用できる。

KDDI研究所では、20日より、ニュースやテレビ、映画、音楽、アプリといったコンテンツの提供者を対象として、この新しいコメントキュレーションサービスを試用し、導入イメージをチェックできるというトライアルの提供を開始した。


外部リンク

株式会社KDDI研究所 プレスリリース
http://www.kddilabs.jp/press/2014/1020-1.html

プレスリリース 別紙参考資料
http://www.kddilabs.jp/assets/files/press/culation.pdf

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