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2024年04月26日(金)
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XYZプリンティングジャパン、20万円台の光造形方式最新3Dプリンタを発表

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XYZプリンティングジャパン、20万円台の光造形方式最新3Dプリンタを発表

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微細なデザインまではっきり出力!「ノーベル 1.0」を発表
台湾・新金宝グループのXYZプリンティングジャパン株式会社は10日、微細な形状デザインまで高精度にはっきりと出力することができる光造形(SL)方式の3Dプリンタ「ノーベル 1.0」を発表した。価格は229,800円(税込)で、同社の販売代理店や家電量販店、ネットショップなどを通じ、3月上旬から販売していくという。

解像度は幅および奥行が0.3mm、高さが0.025mm。紫外線レーザーでレジンを硬化させ、入力したデザインを造形化する。光造形方式は、熱融解積層(FFF)方式に比べ、積層ピッチが0.1mm以下と非常に細かいため、表面に生じる段差を極小化し、さらになめらかで精密な仕上がりを叶えることができる。

しかし、これまでの光造形方式3Dプリンタは価格が高く、一般コンシューマーや中小企業などにとっては、手が届きにくかった。今回の「ノーベル 1.0」は20万円台と、家庭でもビジネスでも検討しやすい価格帯となっており、同社ではすでに展開する「ダヴィンチ」シリーズと合わせ、誰でも使える3Dプリンタの提供を進めていきたいとしている。

光造形方式3Dプリンタ
あなたのイメージを最高レベルの出力でかたちに
XYZプリンティングジャパンによると、この229,800円(税込)という価格は、新金宝グループ全体で培った部品調達やコスト削減のノウハウを集結し、実現したものという。

「ノーベル 1.0」では、フィギュアやジオラマ作成など、趣味の分野から、建築事務所やデザイン事務所といったビジネスにおけるモデル製作、製造業での試作品製作など、多様なシーンに対応するミドル・ハイモデル機となっており、最高レベルの出力でイメージをかたちにしたり、複数の高精細なプロトタイプを出力したりすることが可能になっている。

最大出力サイズは128・128・200mm(幅・奥行・高さ)。このサイズは既存の光造形3Dプリンタと比較しても、かなり大きい。造形材料となるタンク内のレジン残量は、随時確認・管理される仕組みとなっており、少ない場合には自動的に充填されるので、出力中にユーザーがレジンを追加したりする手間もない。

専用のレジン(500ml入り・2本)は15,800円(税込)、専用レジンタンクは7,200円(税込)で、いずれも本体と同時に発売が開始される予定となっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

XYZプリンティングジャパン株式会社 プレスリリース
http://www.xyzprinting.com/jp_ja/NewsContent/168

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