“マンガ制作革命”から次は“マンガ流通革命”へ！メディバンが新サービスを開始

無料イラストマンガ制作ソフトの「クラウドアルパカ」や、Androidアプリ「マンガネーム」をリリースし、いつでも、誰でも、簡単にマンガを描くことができるようなサービスの提供を進めている株式会社MediBang（メディバン）が29日、こうした“マンガ制作革命”に続く取り組みとして、“マンガ流通革命”を掲げ、「メディバン パブリッシング」のサービスを開始した。

この「メディバン パブリッシング」は、ユーザーが作成したオリジナル電子書籍について、大手ストアに対する取り扱い申請などの手続を手数料無料で代行するもので、誰もが手軽に作品の販売を開始でき、さらにメディバンでの売上ならば、100％ユーザーのものとなるという画期的なサービスだ。

通常、電子書籍化した作品の販売においては、売上から販売手数料などが差し引かれ、7割程度がロイヤリティとして作者の収入となる。しかし「メディバン パブリッシング」では、販売手数料を無料とし、メディバンサイト内での売上は100％作者に還元する。こうしたサービスは業界初のものという。

また、外部電子書籍ストアで販売を開始しようとすると、ファイルの作成から作品ファイルの最適化、免税手続の申請など、それぞれに複雑で煩雑な手続が必要になる。「メディバン パブリッシング」では、こうした手続のすべてを無料で代行し、取次ぎを行ってもらえる。これまで手続がハードルとなって、クリエイターへの一歩を踏み出せなかった人にとっては絶好のチャンスになるだろう。

出版作品登録が行える外部ストアは、Amazon Kindleストア、iBooksストア、Google Playブックス、楽天koboの4つ。これら大手ストアに1クリックで出版できる。これらストアにおいて、作品が売れた場合には、各ストアが設定する手数料は差し引かれるが、残りの全額はユーザーに支払われる。

なおMediBangでは、“マンガ制作革命”についても引き続き取り組みを加速させていく方針で、現在PCのみが対応となっている「クラウドアルパカ」を、今春にもスマホやタブレットに対応させる予定ともしている。




株式会社MediBang　プレスリリース
https://medibang.com/pr150129.html

メディバン パブリッシング
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