月500円からのWordPress専用クラウドサービス、GMOデジロックが提供開始

GMOインターネットグループで、インターネットのインフラサービスを提供するGMOデジロック株式会社は26日、高速な半導体ストレージを採用したWordPress専用のクラウド型ホスティングサービス「COREPRESS Cloud by GMO」をリリースした。月額500円（税別）からという低価格ながら、高速・高パフォーマンスなサービスを利用できる。

近年、自由度と拡張性の高さから、WordPressのユーザーは世界規模で増加しているが、ソースコードが公開されたオープンソースであるために不正な攻撃の標的になりやすいうえ、サポートもユーザーコミュニティが中心で、各利用者がそれぞれに最新かつ正確な情報を収集し、対応しなければならないなど、独特の負担や課題も生じている。

「COREPRESS Cloud by GMO」は、こうした現状を踏まえて開発されたもので、SSDより高速な超高速半導体ストレージを採用したWordPress専用設計のサービス。通常のHDDやSSDでは実現不可能な軽快な動作を可能とするほか、Webサイトやプログラムの表示速度を改善するオリジナルキャッシュシステムを搭載しており、キャッシュクリア／キャッシュシステム・オフの切替変更が簡単にできる。よってキャッシュプラグインを別途インストールすることなく、柔軟で快適な運用が可能だ。

本番公開前にWebサイトの動作や表示を確認できる、検証用のステージング環境も用意され、本番／ステージング環境で個別に複数のSFTPアカウントを発行することができる。さらにこれで作成したWebサイトを、本番／ステージング環境の双方から簡単に複製できる「サイトコピー機能」も搭載している。

「COREPRESS Cloud by GMO」のクラウドサーバーには、Webサイトへの急激なアクセス増にもしっかりと対応し、サーバーダウンすることを防ぐ「オートスケール機能」が搭載されている。アクセス状況は24時間監視し、突然のアクセス増には自動でサーバーがスケールアウトして対応、負荷制限でサイトが表示されないといった状態にもなりにくく、安定した運用が可能となっている。

1日1回から任意のタイミングで自動バックアップする「バックアップ機能」もあり、万が一の際にはそれぞれのバックアップデータから復元（リストア）することが可能だ。なお自動バックアップでは、14日間データが保存されるという。

このほかにも、コンテンツスライダー（スライドショー）機能や、Webフォント機能など、簡単に使えるオリジナルプラグインが用意されており、外部プラグイン利用によるセキュリティリスクを抱えることなく、最適なサイト構築が行える仕組みとなっている。

訪問者数や初期HDD容量、WP設置可能数などに合わせ、「CP-1」から「CP-6」まで6つのプランが用意されており、ニーズに応じて選択できる。詳細は公式サイトなどで確認を。




GMOデジロック株式会社　プレスリリース
https://www.gmo.jp/news/article/?id=4747

COREPRESS Cloud by GMO　公式サイト
http://www.corepress.jp/