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2024年04月25日(木)
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Facebook、死後のアカウント管理を頼めるデジタル相続人制度を導入

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Facebook、死後のアカウント管理を頼めるデジタル相続人制度を導入

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「Legacy Contact」を発表、米国で提供開始
米Facebookは現地時間の12日、ユーザーが自分の死後、そのFacebookアカウント管理を指定した個人に委託することができる「Legacy Contact」の制度をスタートさせたことを明らかにした。“デジタル相続人”をあらかじめ設定しておける機能で、まず米国で提供し、順次拡大させていく予定という。

「Legacy Contact」では、ユーザーに万が一のことがあった場合に、Facebookのアカウントの一部を管理したり、すべてを削除したりすることができる権限を、指定された家族や友人に付与する。

LegacyContact
この制度で相続人として指定された人は、プロフィールトップに逝去を知らせる投稿と葬儀の日時や場所を知らせる投稿を掲載することができる。また、プロフィール画像やカバー写真を適切なものに更新したり、親戚や友人などから寄せられた新しい友だちリクエストに返信したりすることもできる。ユーザーがあらかじめ許可していれば、プロフィール投稿や写真のアーカイブをダウンロードすることも可能となる。

アカウントは追悼アカウントとして保存され、ユーザー名の上に「Remembering(追悼)」の文字が追加されて、故人であることを示す画面になるという。

生存中に自ら設定、利用せず全削除希望も可能
指定された相続人であっても、死後にその人本人として該当アカウントにログオンしたり、アカウントの設定変更を行ったり、プライベートメッセージにアクセスして閲覧したりすることはできない。

「Legacy Contact」を利用する場合は、ユーザーが生存中に自らページで内容を設定しておくことが必要になる。設定をFacebook側が認めれば、これが適用される。「Legacy Contact」の制度を利用せず、死後は永久にFacebookからアカウントを完全削除してもらうよう、Facebookに依頼しておくことも可能だ。

Facebookではこれまで、ユーザーが亡くなったときには、友人からの知らせを受け、アカウントをメモリアルページに移行させるという措置をとってきたが、これはユーザーの設定通りに残すだけのもので、指定されただれかが管理を行うといったことはできなかった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Facebook プレスリリース
http://newsroom.fb.com/news/2015/02

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