全世界で公開、日本でも利用可能
米Microsoft参加のSkype Communicationsは現地時間の15日、ブラウザからSkypeサービスを利用できる「Skype for Web」のベータ版について、一般提供を開始すると発表した。全世界を対象に公開されており、日本からも使用可能だ。
「Skype for Web」は、昨年末から一部招待者に限定した試験提供が開始され、6月から米国、英国でだれもが利用可能となっていた。今回公開されたベータ版は、英語はもちろん、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語、韓国語など世界30カ国語に対応しており、日本語もこの中に含まれている。
インストール不要で手軽に使える!ChromeboxおよびLinuxからの利用もサポート
「Skype for Web」では、Skype音声通話やビデオ通話、インスタントメッセージの送受信など、Skypeサービスの各種機能を、ネイティブアプリのインストールを行う必要も無く、Webブラウザからすぐに利用できる。対応ブラウザはInternet Explorer、Google Chrome、Safari、Firefoxだ。
ブラウザから利用できるため、サイトにアクセスしてユーザーアカウントとパスワードを入力、ログインすると、普段自分が用いているSkypeの環境がそのまま使えるため、インターネットカフェや出張先・旅行先のホテルなどでも、端末を意識せず、シームレスにSkypeを活用できるという。
また、Skypeでコンタクトを取りたい相手やグループの検索もタイムラインビューを導入するなどし、より簡単に行えるよう改良されている。
さらに、インスタントメッセージ機能のみの提供となるが、新たにChromeboxとLinuxからの利用も可能となった。なおWindowsとMacでは、音声通話・ビデオ通話が使えるが、初回のみプラグインのインストールが必要となっている。
(画像は公式ブログ発表記事より)
Skype 公式ブログ 該当発表記事
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