わずか5分であなたも会社を設立できる！「会社設立 freee」が誕生

クラウド会計ソフト「freee」の運営、提供を行うfreee株式会社は23日、わずか5分ほどで会社設立に必要な書類をすべて出力できる「会社設立 freee（フリー）」をリリースした。すべての工程をオンライン上で簡単に進めることができる。

「会社設立 freee」は、設立にあたって必要となる書類を、オンライン上で作成・出力でき、会社実印の作成や銀行口座の開設などまでワンストップで行うことができるサービス。実印作成はハンヤドットコム、銀行口座開設はジャパンネット銀行によるサービスの提供となる。

従来、会社設立のための手続きは、各種書類の手配・作成から関係者の捺印、役所への提出手続きなど、行うべき作業が多く、煩雑であるほか、各種書類に同じ情報を何度も記載しなければならないなど、きわめて非効率的だった。freeeによると、起業に要した時間とコストは、平均24.2日間、112,000円とかなり多く、起業環境として厳しい状態があることが確認されたという。

「会社設立 freee」では、必要な情報をQ＆A形式で入力していきさえすれば、自動的にその情報を必要な書類に転記、あらゆる書類を作成できる。役所ごとに提出すべき書類や、捺印が必要な箇所、コピーをとるべきものなども、すべて画面上で案内されるため、ステップに従って進めば、事前知識が無くても、簡単に会社を設立可能だ。

入力した情報データなどはすべてクラウド上にあるため、PCはもちろん、スマートフォン、タブレットなど端末を問わず、マルチデバイスで利用できる。とくにスマートフォン表示への最適化は完全対応となっており、設立手続きで外出することが多い場面で力を発揮するという。

利用料は無料で、有償サービスとして別途、決算や資本金の減少時にその旨を公開する「電子公告」のサービスを年額1,000円で、公証役場で認証してもらうルールをまとめた電子定款のサポートサービスを5,000円で提供するほか、会社実印・銀行員・角印などを特別価格で発注できるようにしている。

会社の設立や運営にあたってサポートを受けたいシーンでも、「会社設立 freee」の画面から、ワンクリックで専門家とつながれるほか、freee サポートデスクから最適な専門家を紹介してもらえる。

会社設立手続きが完了すれば、自動でクラウド会計ソフト freee、給与計算ソフト freeeとも連動し、アカウントが作成される仕組みとなっているため、設立当初からバックオフィスの最適化も進められるという。

freeeでは、この「会社設立 freee」の提供により、“クラウド完結型社会”の実現を推進し、起業意欲のある経営者が本業に集中して事業を軌道にのせられるよう支援していくとしている。

（画像はプレスリリースより）




freee株式会社　プレスリリース
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会社設立 freee
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