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2024年04月25日(木)
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ウェザーニューズ、スマホ3軸センサーを活用した地震の揺れ測定・収集インフラを構築

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ウェザーニューズ、スマホ3軸センサーを活用した地震の揺れ測定・収集インフラを構築

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会員制サービスアプリ「地震津波の会」で新たな取り組みを開始
株式会社ウェザーニューズは11日、地震や津波などによる被害を少しでも軽減できるよう、アクセス集中が発生しやすい災害時でも迅速につながることを目的とした会員制有償サービスのスマホアプリ「地震津波の会」において、スマートフォンの機能を活用し、各地における地震の揺れの自動観測と会員による揺れの体感報告で正確な状況把握を実現する、新たな観測インフラを構築したと発表した。

「地震津波の会」の会員がアプリをダウンロードし、設定画面で「揺れ測定機能」をオンにしておくと、緊急地震速報の発表と同時に、端末の3軸センサーによる揺れの自動観測がスタートし、揺れの到達予想時刻から3分間にわたる計測が行われる。

揺れを検知すると、その場所、時間、揺れの強さといった情報がウェザーニューズに送信され、まとめられてアニメーションで共有されるものとなる。アプリ内で公開されたこの収集データにより、ユーザーは揺れの影響範囲や強さの変化をチェックすることができる。

地震津波の会
揺れの感じ方を報告、特徴をみんなで確認
会員がそれぞれ揺れの体感を報告する機能も新規に追加。地震が発生した際に感じた揺れの強さを「すさまじい」、「激しい」、「強い」、「弱い」、「揺れたかも」、「感じず」の6段階で選択して報告してもらう。

また、どんな揺れ方であったかを「ドンッ」、「ユラユラ」、「ガタガタ」、「その他」で選んでもらい、観測機器による測定結果表示では表しきれない揺れの特徴を見出すことを目指す。入力データの送信時に、GPS機能で位置情報が自動追加されるため、土地と紐付けられたデータとなり、会員はその報告情報をマップで確認できるようになる。

5月30日夜に関東で発生し、広範囲で揺れが確認された震度5強の地震の際も、このサービスの試験運用を行っており、全国約2,000人から体感報告が寄せられたという。ウェザーニューズは、報告をマップ化し地震の震度情報と比較したところ、情報データとして十分に信頼に値する強い相関がみられたため、人間の感覚が地震に対しても有効な高感度センサーであることが判明したとしている。

なお、スマホがマナーモードとなっている場合でも、緊急地震速報を受け取る際には音を鳴らして欲しいという会員からの要望を受け、アプリ内で設定すれば、地震発生時にマナーモードか否かに関わらず、緊急地震速報やカウントダウンの音はしっかりと出るようにもできるように改良したそうだ。この機能の実現で、専用サーバーとの常時接続がなされるようになり、これまでよりも緊急地震速報の通知が1~2秒速くなったとされている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ウェザーニューズ プレスリリース
http://weathernews.com/ja/nc/press/2015/150611.html

「地震津波の会」 公式サイト
http://qt.weathernews.jp/

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