お出かけ前のスマート新習慣！？事前に混雑度をチェックする「混雑レーダー」

ヤフー株式会社は24日、同社の提供する「Yahoo！地図」アプリにおいて、アプリ内で特定のエリアや施設周辺の混雑度をチェックできる新機能「混雑レーダー」を追加したと発表した。気象情報や桜の開花、熱中症危険度、紅葉の見ごろ、スキー場のコンディションなど、季節ごとの情報に加え、外出時の大きな関心事としてあげられる“混雑”度の情報を提供し、活用してもらうことを目指す。

「混雑レーダー」は、「Yahoo！防災速報」アプリの位置情報をもとに算出した人の混雑状況を、「Yahoo！地図」アプリ上で視覚的に確認できるよう、その度合いを色で表現するヒートマップで示すもの。このヒートマップによる可視化は、早朝6時から深夜1時まで、20分間隔で情報を更新しているという。

現在の混雑状況チェックのほか、過去3時間分の混み具合を見ることも可能だ。また、全国約3万の対応施設では、5段階の「混雑指数」もチェックできる。

ヤフーでは具体的な活用方法として、たとえば「Yahoo！地図」アプリで「ショッピングセンター」と検索し、結果一覧を開くと、周辺のショッピングセンターが示されるのに加え、その混雑指数が表示されるものとなったため、実際に足を運ぶ前の参考情報として活かし、行動を決定できると案内している。

実際の混雑状況とは異なる場合もあるとし、あくまでも目安であることを断っているが、できるだけ人混みを避けたい場合や、どのくらいの混雑が予測されるか、時間配分などの関係から前もって知っておきたい場合などに重宝しそうだ。

「Yahoo！検索」の検索データを分析すると、テーマパークや遊園地、大型商業施設名の第2検索ワードとして、「混雑」のワードが多数施設で上位にランクインしていることから、多くの人々にとって関心の高い情報であると判断し、「混雑レーダー」を開発、提供を開始したという。

ヤフーは、この「Yahoo！地図」アプリからの混雑度チェックを、お出かけ前の新習慣として提案、今後も地図サービスを通じて、幅広い課題解決と付加価値の提供に努めていくとしている。

（画像はプレスリリースより）




ヤフー株式会社　プレスリリース
http://pr.yahoo.co.jp/release/2015/09/24a/

「Yahoo！地図」　公式ブログ発表記事
http://blog.map.yahoo.co.jp/archives/20150924