メディアシークがバス会社と連携し実証実験を開始
株式会社メディアシークは25日、12月24日よりバス会社と連携して、QRコードを使った交通・地域情報等配信システムの実証実験を開始したと発表した。同社のバーコードリーダーアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」(以下、「アイコニット」)を活用したもので、都内7カ所のバス停で実施されている。
(画像はプレスリリースより)
今回の実証実験では、バス会社の停留所にアイコニット対応のQRコードを掲載したステッカーを掲示。利用者はこのQRコードをアイコニットで読み取ると、最新の時刻表や交通情報、地域情報などをすぐに取得することができる。
また、同時に読み取った手持ちのスマートフォンに自動で「バス停アイコン」が保存される仕組みとなっており、配信情報がアップデートされると、このバス停アイコンに「お知らせ」として通知が届き、最新の情報を入手できるという。
実証実験検証後、幅広い交通機関にサービス拡充予定
「アイコニット」は、スマートフォン向けの無料バーコードリーダーアプリとして提供されているもの。iOS向け、Android向けのいずれも用意されており、これまでにあわせて累計800万ダウンロードを突破している。
この実証実験では今後の本格導入に向け、情報へのアクセス数などについてデータ収集を行うという。メディアシークでは、得られたデータを検証したのち、同様のシステムを他の交通機関にも広げていく予定としており、アイコニットを用いたサービスとして拡大させていく方針だ。
株式会社メディアシーク プレスリリース
http://www.mediaseek.co.jp/pdf/2013/アイコニット アプリ紹介公式ページ
http://www.iconit.jp/index.html