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2024年03月29日(金)
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Facebook、自殺・自傷防止ツールを全世界提供へ

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Facebook、自殺・自傷防止ツールを全世界提供へ

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米国での展開から全言語圏へ拡張
米Facebookは現地時間の14日、自殺を考えている人や自傷行為に及んでいる人を救うためのノウハウやツールを、Facebookがサービスを展開するすべての国と地域における言語へと対応させ、提供を開始すると発表した。精神衛生関連の諸団体と共同で開発したもので、過去に自傷・自殺を経験した人々から得た情報も活用しているという。

この自殺・自傷防止ツールは、ForefrontやLifeline、Save.orgといった組織と協力、米国で提供を開始していたもの。Facebookでは、National Suicide Prevention Lifelineと提携し、さまざまな自殺防止のための取り組みを行っており、このツール提供もその一環としてなされている。

主な機能として、Facebook上で知人・友人が自傷行為や自殺を企図しているとみられる投稿を行っているのを発見したら、ツールを使って警報・警告を発し、Facebookに通報することができる仕組みとなっている。通報を受けたFacebookは、24時間体制で専用チームがその内容の確認にあたり、各種対応をとることとなる。

Facebook自殺防止
オプションメニューで対応を選択、ヘルプセンターのサポートも参考に
危険を察知して通報するユーザーは、ツールのドロップダウンメニューから、適切と思われる対応について提示される選択肢のなかから選ぶことができる。

たとえば、Facebook側から当事者に直接、心配している友人がいる旨を伝えるメッセージを送ってもらったり、各国自殺防止団体の相談電話番号などホットラインへの連絡を促すリストの匿名シェアを行ったりすることが可能だ。

Facebookでは、緊急事態に対し、その人に連絡して助けになりそうな相談先に関する情報などを提供するとし、ヘルプセンターにもアクセスして、あなた自身や友人を助ける必要情報を得てほしいとアナウンスしている。

今まさに命の危険が迫っている場合には、警察へ通報することを考えなければならないが、気になる投稿を見つけて対応に困ったときや、悩んでいるときには、こうしたツール・ノウハウも役立つだろう。全言語対応となったことで、ヘルプセンターの該当ページにおける日本語化もすでに適用されている。いざというときのために覚えておきたい。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Facebook Safety 発表投稿(プレスリリース)
https://www.facebook.com/fbsafety/1041262189244952/

Facebook ヘルプセンター 自殺の防止
https://www.facebook.com/help/594991777257121/

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