楽しくプログラミングが学べる！SNS「MOZER」誕生

主に中高生向けのプログラミング教育事業を展開するライフイズテック株式会社は15日、プログラミング技術やITスキルについて、楽しみながら身につけていくことができる日本初のSNS「MOZER（マザー）」を開発、体験版カリキュラムの配信を開始した。15日からロンドンで開催される「EdTechXEurope 2016」への出展も行い、16日には英語版も公開するとしている。

「MOZER」は、地域格差や経済格差をなくし、いつでもどこでも、誰もが夢中になって楽しくプログラミングを学べる環境を作り出すことを目指して開発された新しいオンライン学習サービス。日・英の2言語に対応し、学ぶ意欲さえあれば、ITスキルや年齢に関係なく、世界中の誰もがチャレンジできるとする。

まずはPC向けの体験版で公開されているが、今秋以降には、コミュニティ（SNS）機能や、学習コースのさらなる拡充、スマートフォンやタブレットからも利用できるモバイル版も提供していく予定という。

「MOZER」の教材は、“エンタメ型インタラクティブ教材”を掲げており、物語に連動してゲームのように楽しんで進められるスタイルの教材により、自然とプログラミング技術が身につくようにデザインされている。キャラクターやさまざまなストーリー展開が学びをバックアップしてくれるため、初心者でも挫折することなく続けられるという。

インタラクティブで柔軟なオンライン学習システムの良さを活かし、気軽に使えて、「楽しい」、「嬉しい」を継続して感じられる点を重視。元スクウェア・エニックスCTOで、現ライフイズテックCTOの橋本善久氏を中心に、ゲーム開発経験のあるエンジニアや留学CTO（技術顧問）らが開発に携わっている。

ユーザー同士で教え合ったり、完成した作品を褒め合ったりできるほか、コラボレーションして作品を制作することも可能とするコミュニティ（SNS）機能もあるプラットフォームで、知識や年齢に関係なく、夢中になってプレイしながら学び、世界のユーザーとつながれる仕組みになっているそうだ。

今年中にもスタートする正式版で用意されるコースは、Webデザイン、ゲーム開発、スマホアプリ開発、Webサービス開発、人工知能、3DCG、VR、IoTなど。料金は1コース月額1,500円（学割料金）からとなっている。

なお「MOZER」は、人気コンテンツとのコラボレーションイベントなどを作ることも容易となっているため、第1弾として講談社『進撃の巨人』とコラボした企画も展開予定としている。

15日からは体験版カリキュラムとして、Webデザイン学習コース体験版の「デイジーと秘密のメッセージ」3チャプターが配信開始となった。今後毎週水曜日に2～3チャプターずつ配信していく予定で、全12チャプターのプログラムとなっている。こちらは無料で利用可能で、配信完了後も継続して使うことができる。関心のある人は、まず試しにプレイしてみては。

（画像はプレスリリースより）




ライフイズテック株式会社　プレスリリース
https://lifeistech.co.jp/press/release/2016/06/15/1/

「MOZER」　公式サイト
https://mozer.io/