アクセンチュア、デジタル変革支援拠点を赤坂に新設

アクセンチュア株式会社は12日、企業や組織がオープンイノベーションを通じ、デジタル変革を実現していくための支援拠点となる「アクセンチュア・デジタル・ハブ」を東京・港区の赤坂に新設したことを明らかにした。

「アクセンチュア・デジタル・ハブ」は、アクセンチュアが世界各国で培っているデジタル変革に関する知見やノウハウはもちろん、国内外のベンチャー企業やクリエイター、アクセラレーター、ベンチャーキャピタリスト、大学等における研究者、企業のR＆D部門など、さまざまな外部パートナーが有する優れた技術やアイデアを結集すべく設置されたもの。

デジタルマーケティングやユーザーエクスペリエンスデザイン、人工知能や機械学習、マルチモーダル学習などをはじめとする各種アナリティクス、セキュリティといったそれぞれの領域に精通したアクセンチュアの専門家が、パートナーとともに汎用性の高いエコシステムを構築し、企業・組織へワークショップやアイデアの具体的検証、プロトタイプ開発といったステップでの支援を行っていくという。

こうした「アクセンチュア・デジタル・ハブ」を拠点として提供するサポートによって、ベンチャー企業など立ち上げから間もない企業と、従来の企業・組織との協業による新規事業創出や、未解決となっている社会や地域の課題解決につながるエコシステム構築など、オープンイノベーションの取り組みにより、画期的なデジタル変革をよりスピーディに実現、拡散していけるとしている。

「アクセンチュア・デジタル・ハブ」の内部では、可動式のコラボレーションエリアが設けられ、社内外のセミナーやワークショップを柔軟なかたちで開くことができる。また、アクセンチュア提供のデジタルソリューションや分析プラットフォーム、サイバー・フュージョン・センターで提供している最新のサイバー攻撃対策サービスなど、同社が有する先端デジタル技術を実際に体感できるデモ設備もある。

アクセンチュアでは、昨年12月に国内で専門組織「アクセンチュア・オープンイノベーション・イニシアチブ」を設立し、これを中心とすることで、大企業とベンチャー企業、教育・研究機関、地域社会をつなぐなど、デジタル変革実現のための技術とアイデアを活かす、適切な連携がスムーズになされるよう取り組みを進めてきた。

同社では、今回の「アクセンチュア・デジタル・ハブ」という物理的拠点新設により、この取り組みをさらに推進させ、デジタル変革支援を強化していきたいとしている。

（画像はプレスリリースより）




アクセンチュア株式会社　ニュースリリース
https://www.accenture.com/jp-ja/20160712

「アクセンチュア・デジタル・ハブ」　案内ページ
https://www.accenture.com/jp-ja/digital-hub