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2024年04月26日(金)
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ヤマトシステム開発、ロボット・IoT関連支援サービスを開始

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ヤマトシステム開発、ロボット・IoT関連支援サービスを開始

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家庭用ロボットなどのセットアップ・物流運用サービスを提供
ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発株式会社は29日、家庭用ロボットをはじめとしたIoT関連機器事業者向けのサービスとして、キッティングから配送まで、ワンストップで受託する物流支援サービスの提供を開始した。

このサービスは、MVNO事業者支援プラットフォームなどのサービス提供で培った経験とノウハウを活用し、展開を開始するもの。同社ではすでに今年5月から、シャープ株式会社のモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」のキッティング支援を開始しており、こうしたモバイル型を中心とするロボットのキッティング業務から故障・修理回収を含めたサービスを一括提供するとともに、IoTの前提となるSIM関連ビジネスへも積極的に取り組んでいくとしている。

今回提供を開始した、SIMカードに対応するモバイル型ロボットなどIoT製品のセットアップ・ロジサービスは主に4点からなる。まず製品の入出庫と在庫管理を代行する物流業務、そしてSIM挿入とロボット本体との紐付け処理、通電・通信確認、専用アプリのインストールなど幅広い作業を行うキッティング、音声通話を必要とする場合のWebによる本人確認書類の取得および申告内容との照合作業代行、そして初期動作不良の製品が出た場合などにおける市場からの返品回収作業代行だ。

キッティングにおける製品本体の扱いについては、メーカーの研修を受けたヤマトシステム開発の専任スタッフが、専用ブースに除電環境・埃除去装置・専用治具などを準備し、工場品質でのサービスを提供するとしている。

ヤマトシステム開発
メーカーは開発・機能強化に集中でき、ユーザーは素早く入手・利用可能に
こうした製品の入庫・検品からSIM登録、通信確認といった開通や登録の作業、そして出荷、返品回収までを、アウトソーシングとしてヤマトシステム開発が担当、代行する仕組みとすることで、メーカーは経営資源をロボットやIoT製品の開発・機能強化に集中させることが可能になる。

作業はすべてヤマトシステム開発の物流センターで行われるものとなることから、開発メーカーは自社で専用施設を用意する必要がなくなり、小規模メーカーでも短納期、大量の受注に対する対応などが行いやすくなる。

さらにSIMについては、ヤマトシステム開発が実際に運用しているMVNO事業者から直接供給を受けることができるため、リードタイムの短縮とSIMの移送コストをカットできる。

メーカー側には、これらの導入メリットがあるが、エンドユーザーとなる一般生活者も、本人確認書類の提出がWeb上で行えるようになり、書類郵送などの手間が軽減されて、申し込みから受け取りまでに要する期間がより短くなるほか、初期不良など問題が生じた場合も、回収キットでスムーズに対応してもらえるなど、さまざまなメリットを享受できる。

なおサービスの導入費用は、業務範囲や業務量に応じ、個別見積もりとなるという。ヤマトシステム開発では2020年までに売上10億円、導入社数100社を目指し、さまざまなメーカーへのサービス提案を進めていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ヤマトシステム開発株式会社 ニュースリリース
http://www.nekonet.co.jp/news/2016/20160729.html

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