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2024年03月29日(金)
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通話内容が見える!ドコモが「みえる電話」テスト提供を開始

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通話内容が見える!ドコモが「みえる電話」テスト提供を開始

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テキスト表示でリアルタイムに見える!ユニバーサルサービスをテスト
株式会社NTTドコモは19日、耳の聞こえづらい顧客向けサービスとして、健聴者である通話相手の発話内容をリアルタイムでテキスト表示、目で見て確認できるようにする「みえる電話」のトライアルサービス提供を開始した。同日よりモニター募集をスタートさせている。

トライアル提供を実施する期間は2017年3月31日まで。この期間におけるサービスの利用料金は無料(通話料、パケット通信料は別途必要)となっている。

「みえる電話」は、通話相手の発話内容がサービス利用者の手持ちのスマートフォン画面上へと、リアルタイムにテキスト表示されるサービス。ユーザーは画面上のテキストを見て、内容を確認しながら、相手と音声での通話を行うことができる。

サービス利用者の側は、専用アプリを起動させて用いるが、テキスト化などはNTTドコモのネットワーク上に設けられたシステムの音声認識機能で処理するため、通話相手側には、とくにアプリなどを必要としない。よって通常通りの電話のやりとりで、スムーズにコミュニケーションをとることができる仕組みとなっている。

みえる電話
代理電話を頼めないときや緊急連絡時も安心!
「みえる電話」のユーザー側が電話をかけるときは、専用アプリから発信する。アプリ画面上に表示されるダイヤルをタッチプッシュして、下部にある発信ボタンを選択、会話を始めると、画面上にそのやりとりがテキスト化されていく。通話終了時は、画面下の終話ボタンを押せばよい。

電話を受ける際は、専用の050番号に着信する仕組みとなっており、これに応答すれば、テキスト化しながらの音声通話が行える。電話を切るときには、かけた場合と同様、画面下の終話ボタンを押す。

NTTドコモでは、このサービスを耳の聞こえづらい人が、電気・水道・ガスといった生活インフラのトラブルにあった場合や、財布紛失によるクレジットカードの停止処理を必要としている場合など、自身で電話をかけなければならない緊急事態が発生しているが、代理電話を頼めない状況にあるとき、とくに力を発揮するとしている。

もちろん日常のやりとりにおいても利便性は発揮され、最新の技術によってユニバーサルなコミュニケーションをスムーズ・スマートに可能とする、ひとつのツールとなるだろう。

NTTドコモでは、今回のトライアルサービスを通じて利用者へのアンケート調査やインタビューを実施、音声認識精度を高めるなどサービス性の向上・改善を図ったうえで、2017年度以降の本格商用化を目指していくとしている。

サービスの対応言語は日本語のみ。対応環境は、Androidアプリ版がAndroid OS 4.3以上、Webブラウザ版がAndroid OS 4.0以上、iOS 9.3.4以上となる。トライアル参加を希望する場合には、専用Webサイトから申し込みを行えばよい。申し込み多数の場合は抽選が行われ、最大1,000名まで受け付けるとされている。なお当選者には、利用に必要な手順などの詳細情報がメールで通知される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社NTTドコモ 報道発表資料(プレスリリース)
https://www.nttdocomo.co.jp/

「みえる電話」専用サイト
http://mieru-denwa.idc.nttdocomo.co.jp/index.html

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