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2024年04月19日(金)
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Cerevo、世界初の触感センサー搭載「Taclim」を発表

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Cerevo、世界初の触感センサー搭載「Taclim」を発表

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両手両足からの触感がVR体験に!
株式会社Cerevoは4日、世界初の触感センサーを搭載したVRシューズとグローブのセット商品「Taclim(タクリム)」を開発したことを発表した。発売は今秋、価格は10~15万円程度を予定しているという。

「Taclim」は、左右それぞれの手に装着し、保持するグローブ部分と、靴のように履いて身につけるシューズ部分からなる入出力両対応のVRデバイス。それぞれに日本電産セイミツ株式会社との協業で生み出した「Taclim」専用の最新鋭タクタイル・デバイスを合計8つ搭載しているほか、入力用の加速度・角速度・地磁気に対応する9軸センサーも搭載している。

VRコンテンツの空間で展開される映像や音声に合わせ、ユーザーへと触感がフィードバックされる仕組みとなっており、ヘッドマウントディスプレイから得られる視覚・聴覚体験に、両手両足からの触覚が加わり、これまで以上に臨場感あふれる体験と深い没入感が得られる。

搭載されたタクタイル・デバイスは、振動の種類を自在に変更できるものとなっており、砂漠や草原、水辺といった環境によって異なる触感の差や、VR空間でキャラクターが装着している靴の種類で生じる感覚などを細部までリアルに再現できるという。

Taclim
開発環境をUnityプラグインで提供
「Taclim」については、その開発環境をUnityプラグインで提供するとされており、開発者は「Taclim」を活かすコンテンツを自由に制作することができる。触感データに関しても、いくつか基本的なサンプルデータを公開するとしており、これを用いた開発を行うことができるほか、WAV形式のファイルを取り込めば、独自の触感データを作成することも可能となっている。

「Taclim」は、より手軽かつ安価に体験できるBluetooth 4.1のBLE通信を用いた「Bluetooth Edition」と、大規模な人数や多数の参加者が集結するイベントなど、電波が混雑した環境であっても安定した通信状態を確保できる920MHz帯対応の「Sub-giga Edition」の2モデルが用意され、購入する際、利用シーンに合わせて選択できるようになるという。

充電はMicro USB経由で約3時間、完了させると2秒に1回の振動を行った場合で、約2時間の連続利用が可能になる。Cerevoでは、この「Taclim」プロトタイプを米国時間の1月3日に開催される「CES Unveiled」と1月5日から開催される「CES 2017」へ出展するとし、ここでの実機デモ環境として、ゲームメーカーのジェムドロップ株式会社が「Taclim」向けに開発したVRゲームコンテンツ「Taclim demonstration with Headbutt Factory」を用いることも明らかにしている。

この「Taclim demonstration with Headbutt Factory」は、ジェムドロップが1月末にリリースする予定のPlayStation VR向けソフト「ヘディング工場(英題・Headbutt Factory)」を題材に新規開発したもので、「Taclim」発売時には無償提供されるタイトルとなる予定だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社Cerevo プレスリリース
https://info-blog.cerevo.com/2017/01/04/3029/

「Taclim」
https://taclim.cerevo.com/ja/

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