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2017年06月23日(金)
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LTEの約8倍効率!NECとドコモが5G要素技術の実験を実施

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LTEの約8倍効率!NECとドコモが5G要素技術の実験を実施

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低SHF帯超多素子アンテナを用いた検証実験で「5G」時代へ
日本電気株式会社(NEC)と株式会社NTTドコモは17日、次世代無線通信網「5G」の実現に向け、その要素技術であるMassive MIMO(Multiple Input Multiple Output)の検証実験を、神奈川県横須賀市と東京都渋谷区で実施したことを明らかにした。大容量化対応や通信品質の向上を実現できる、未来のインフラ整備を目指す。

今回の検証実験は、5G通信を形成する技術のひとつ「Massive MIMO」を検証するものだ。NECが開発した低SHF帯超多素子AAS(Active Antenna System)を用いて行われた。

「Massive MIMO」は、混雑しているエリアなどでも、干渉を最小限に抑え、効率的に電波を利用、通信を安定させるための技術。通常、近接する多数のデバイスと基地局が同時に通信を行い、それぞれの端末に対してビームが形成されるようになると、相互の信号が干渉を起こし、通信品質が低下してしまう。

また、柱やビル、壁など都会に多い障害物、車や人が多数混在する屋外環境のさまざまな物質は、電波の反射や回り込みを生じさせてしまい、直接波以外の信号(マルチパス)を用いた大容量化を困難にすることが知られている。

こうした中でも通信の大容量化と品質向上を実現し、効率よく電波を利用できるようにするという点で、NECの開発した低SHF帯超多素子AASがうまく機能するかどうかを、今回の実験で検証した。

5G
LTE比較で約8倍の周波数利用効率を安定的に実現!
NECでは、5G通信を実現する超多素子アンテナとその制御技術に関する研究開発を進めている。同社の超多素子アンテナは、ビーム形成の精度向上を実現するフルデジタルビームフォーミング制御を採用しており、対象デバイスに対してもビームを形成するとともに、直接波以外の信号を用いて干渉する信号を打ち消すビームを形成できる仕様となっている。

さらに、自らの信号におけるマルチパスを効率よく直接波と合成する調整を実行し、通信品質を向上させるビームを形成することもできるという。

今回の検証実験では、こうしたNECの低SHF帯超多素子AASを、ビルや電柱、車や人の多い屋外環境や、柱や壁などの障害物が多数存在する屋内環境において、基地局へ適用。超多素子AASが、多数の近接するデバイスが通信を行う場合でも、スマートフォンやタブレットなどのデバイスごとに、適切な指向性をもったビームを形成し、高い通信品質を維持したまま、大容量データをやりとりする同時通信を可能にすることを確認した。

とくに屋内環境では、高速通信LTEの2並列伝送と比較し、約8倍の周波数利用効率を安定的に実現できることも確認できたそうだ。

低SHF帯と呼ばれる3GHz~6GHzの周波数帯は、2020年頃の商用化が見込まれており、早期の実用化が期待される。NECでは今後も先進のICTや知見を融合したさらなる研究開発を進め、NTTドコモなど通信事業者との共同実験を実施、次世代通信の「5G」実用化に寄与していきたいとした。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本電気株式会社 プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201702/20170220_02.html

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