楽天、総合英語学習サービス「Rakuten Super English」を開始

楽天株式会社は21日、最新のテクノロジーを活用し、実用的で楽しく身につきやすい英語学習、新しい学習スタイルを提案する、独自の総合英語学習サービス「Rakuten Super English」を開始すると発表した。これをもって英語教育事業への本格参入を果たす。

グローバル化の進展に伴い、国際社会における共通言語的な存在として、英語は欠かせないものとなっており、そのスキルを向上させるため、日本国内でも多くの教育機関や企業・団体が取り組みを進めている。楽天でも2010年に社内公用語を英語化するなど、事業のグローバル展開を支える従業員の英語力向上を図ってきた。

その結果、現在では従業員の「TOEIC」スコアは平均830点を超えるまでになったという。そこで、こうした社内における取り組みから培われた経験とノウハウを活用し、「Rakuten Super English」を開始、英語学習者向けに英語力強化を支援するツールやサービスを提供していくこととした。

「Rakuten Super English」の第1弾として、エストニア・タリンに本拠地を置くLingvist社の外国語学習ソフトである「Lingvist」と、楽天グループの株式会社ReDucateによる英語学習アプリ「まなみ～」の提供を開始した。

いずれも、テクノロジーを活用し、個人の理解度や習熟度に合わせて、ストレスを感じさせない適度な難易度による出題を自動で実行、無理なく継続できる学習スタイルを構築し、効率よく知識を身につけられるようにする“アダプティブラーニング”のコンセプトに基づいたアルゴリズムで設計されているため、誰もが気軽に取り組め、英語力の向上を目指せるという。利用はPC、スマートフォン、タブレット端末から可能で、iOS／Android向けの専用アプリも用意された。

「Lingvist」は、言語学習を効率的に進めるサポートを行うものとして、海外ユーザーを中心に複数言語をカバー。世界累計60万人の登録ユーザーをもつ。楽天との協業で、日本のユーザー向けに、日常英会話やビジネス英語に対応した英単語を学べるソフトの提供を開始した。

「まなみ～」は、小学生から高校生までの授業で学ぶ英単語をベースとした学習アプリ。英訳、和訳、アクセント、スペル入力など多彩な問題形式による出題をゲーミフィケーションスタイルで展開、楽しく学習を継続できるようにしている。

楽天では今後、「Rakuten Super English」のサービスとして、さまざまな学習コンテンツの提供やサービスの機能向上に取り組んでいくほか、教育機関や企業・団体など向けには英語の活用方法や英語力向上に関するコンサルティングも進めていくとした。

現在「Rakuten Super English」の開始を記念し、期間限定でエントリーの上、有料会員登録を行ったユーザーに対し「楽天スーパーポイント」200ポイントを付与するキャンペーンも実施している。こちらのエントリー期間は5月25日23:59までだ。

（画像は「Rakuten Super English」公式サイトより）




楽天株式会社　プレスリリース
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/0421_01.html

「Rakuten Super English」
https://english.rakuten.co.jp/

「Rakuten Super English」リリース記念キャンペーン案内ページ
https://english.rakuten.co.jp/campaign/open/