おつりでコツコツ資産運用！専用アプリ「マメタス」登場へ

世界水準の金融アルゴリズムを提供するロボアドバイザー「WealthNavi」を手がけるウェルスナビ株式会社は17日、おつりで気軽に始められる資産運用アプリ「マメタス」を5月末にもリリースすると発表した。日々の買い物で生じた「おつり」を積み立て、小さなところからコツコツと、誰もが資産運用を開始することができる。

「マメタス」は、クレジットカード決済のショッピングで発生した「おつり」を貯め、ロボアドバイザーである「WealthNavi」が資産運用を行っていくアプリ。おつりとみなす金額は、100円・500円・1,000円の端数から任意で選択できる。毎月1回、貯まった「おつり」を銀行口座から自動で引き落とし、資産運用に充てていく仕組みだ。

まずはiOS 10.0以上を対応OSとし、「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」ですでに資産運用を開始、積立を設定している人を対象にサービスを開始させる。Android版のリリースも後日予定としているほか、「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」ユーザー以外への提供についても準備を進めているという。

運用を行うロボアドバイザー「WealthNavi」は、『長期・積立・分散』による世界水準の資産運用サービスを、より身近なものとして提供する自動取引ツール。世界の富裕層や機関投資家レベルの国際分散投資を完全に中立的な立場から実行、働く世代のリアルな資産運用をサポートしている。

長期・積立・分散は資産運用の大原則であり、世界の経済活動全体に対する分散投資は、中長期的にみるとその成長率を上回るリターンを期待できることから、海外富裕層の間では標準的な資産運用法として定着している。「WealthNavi」はそうした運用を自動化してサポートし、さらに積立投資を実行することで、為替などのリスク分散も図る。

ウェルスナビによると、昨年7月のサービス正式リリースから9カ月で、申込件数18,000件、預かり資産100億円を突破、多くの投資家に活用されているという。一方で「WealthNavi」ユーザーの9割が投資経験者であることから、さらに資産運用の知識や経験のない人にも、気軽に活用、資産運用をスタートしてもらえるよう、新たにこの「マメタス」を開発したとしている。

運用は、ノーベル賞を獲得したハリー・マーコビッツ氏の「ポートフォリオ理論」などに基づくもので、約50カ国・11,000社以上への国際分散投資によって行われる。ユーザーは手間や時間をかけることなく、また高度な知識がなくとも、最先端の機能によって本格的な資産運用を行っていける。

ロボアドバイザーが最適ポートフォリオを自動で作成・維持し、運用していくため、個人投資家が陥りがちな心理的壁などに邪魔されることもなく、適切な資産配分の維持や積立投資の継続など合理的な投資行動を実現でき、中長期的に安定した資産形成に寄与するサービスとなっているという。

「WealthNavi」には、運用を継続的にモニタリングして最適化する、特許取得の「リバランス機能付き自動積立」や「自動税金最適化（「DeTAX」）」機能が搭載されており、効率的・効果的な資産運用がサポートされる。

手数料もシンプルかつフェアな設定で、預かり資産が3,000万円未満ならば、評価額に対し年率1％のみが一律でかかるものとなり、3,000万円を超える部分は年率0.5％の割引手数料適用になる。入出金手数料などはかからない。なお資産運用方法はホワイトペーパーで公開されており、ホームページ上から自由に閲覧することができる。

ちなみに「マメタス」のリリースに先駆け、今年5月には「WealthNavi」のiOS版スマートフォン向けアプリが公開されており、こちらはすでに利用できるほか、同アプリのAndroid版提供も準備中となっている。

（画像はプレスリリースより）




ウェルスナビ株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/000000024.000014586.html

「WealthNavi」　公式サイト
https://www.wealthnavi.com/