CyberZ、ゲーム動画「OPENREC.tv」で配信者向け収益プログラムネットベンチャーニュース

CyberZ、ゲーム動画「OPENREC.tv」で配信者向け収益プログラム

　2017年5月29日 22:30

6月上旬から配信者による収益化が可能に

株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社CyberZは26日、同社の手がけるゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」において、動画配信者向けの収益プログラム「OPENRECクリエイターズプログラム」を6月上旬から受付開始とすることを発表した。配信参加ユーザーは、動画配信を通じ、公式に収益化が行えるようになる。

「OPENREC.tv」はゲーム実況やプレイ動画、ライブ配信などを楽しむことができる動画コミュニティプラットフォーム。2015年からは複数ジャンルのゲーム最強王者を決定する次世代型のe-Sportsイベント「RAGE」を開催するといった取り組みも行われている。

新たに開始する「OPENRECクリエイターズプログラム」は、「OPENREC.tv」における動画配信を通じ、発生した広告収益などを分配した利益が配信者に与えられる仕組み。プログラムに参加することで、動画視聴ユーザーからの「エール機能」や、動画再生時に表示される広告などで発生した収益の一部を受け取ることが可能になり、動画コンテンツの配信による収益化を図れるものとなる。

「エール」を通じて交流、視聴数やランキングのアップを目指そう！

「エール機能」は、今回の「OPENRECクリエイターズプログラム」スタートにあわせてリリースされる新機能。動画配信を視聴しているユーザーが、そのコンテンツの配信ユーザーを応援できる有料機能になる。

ライブ動画が配信されている最中に、有償のエールアイテムを購入し、メッセージを投稿すると、一定時間チャット画面上にメッセージを掲出させることができ、配信者を応援できるとともにコミュニケーションをとることが可能となる。

表示は送ったエール数とともになされ、そのライブ配信中に最も多くのエールを送った視聴ユーザーは、チャット上に独占してメッセージを掲載できるようにもなるという。エールを送信したユーザーは、その配信者の「サポーター」として記録され、配信者はサポーターのエールに応じたサポーターランキングをチェックすることができる。

収益の分配はプログラムで定めるルールに基づき、視聴数やランキングなどを加味して行うとされており、より多くの視聴ユーザーを集める人気動画、ランキング上位の動画を配信することで、収益アップを目指せるものになると見込まれる。

CyberZでは、今後も「OPENREC.tv」における動画配信環境の向上に努め、ゲーム動画を快適に楽しめるサービスを提供していきたいとした。

（画像はプレスリリースより）