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2024年03月29日(金)
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日本郵便、フリマ・オークションサイト向け「e発送サービス」を開始

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日本郵便、フリマ・オークションサイト向け「e発送サービス」を開始

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主要サービスシステムと連携で簡単・お得に
日本郵便株式会社は19日、各種主要フリーマーケットアプリおよびオークションサイトとのシステム連携による専用サービス「e発送サービス」を20日より提供すると発表した。個人間取引の荷物送付における利便性向上を目指す。

近年、インターネット上のフリーマーケットアプリやオークションサイトなどでのCtoC ECと呼ばれる個人間取引が、手軽で身近な商品売買スタイルとして人気を獲得、スマートフォンの急速な普及も背景にサービスとして成長を遂げ、利用が増加してきている。

一方で、取引成立後の該当商品発送時における送り状への送付先情報手書き記載や配送料金の現金支払いといった諸手続きプロセスが出品者にとっては大きな負担となっている。「e発送サービス」は、この出品から配送までをより簡単・便利にする新サービスで、「ゆうパック」、「ゆうパケット」を対象に展開していくという。

現時点でシステム連携を行い、「e発送サービス」の導入を予定しているのは、株式会社Fablicの「フリル」、株式会社メルカリの「メルカリ」、株式会社モバオクによる「モバオク」、ヤフー株式会社の「ヤフオク!」、楽天株式会社の「ラクマ」だ。

e発送サービス
郵便局専用端末やLoppiで簡単発送!
対象サービスのプラットフォーム上で商品が売れ、購入社が受取場所指定を行うと、ECサイトのデータベースと日本郵便のシステム連携により、出品者が利用できる発送向けの専用QRコードが発行される。

出品者は商品を梱包した荷物を全国約1,000の対象郵便局へ持ち込み、設置されている専用端末「ゆうプリタッチ」にQRコードを読み込ませると、その場で送り状の発行がなされるため、そのまま荷物に貼りつけて発送・投函することができる。対象郵便局は今後随時拡大予定で、年内にも約5,000局で利用できるようになるともされている。

また、全国約12,300店舗のマルチメディア端末「Loppi」が設置されたローソンに持ち込み、手続きを行うことも可能だ。「ゆうプリタッチ」と同様、「Loppi」にQRコードをかざすと、申込券が印刷できる仕組みとなっているので、これを店頭レジに提示し、発送手続きを行えばよい。

料金は一般よりもややお得になっており、これは日本郵便の発表によると、配送料金の一部をサービス各社が負担しているためという。適用料金はサービスによって個別に設定されるためそれぞれ異なるが、「ゆうパケット」の場合、いずれも全国一律で「メルカリ」が175円、「フリル」179円、「モバオク!」と「ラクマ」が180円、「ヤフオク!」で205円となっている。

「ゆうパック」では、60サイズで「ヤフオク!」が480円からと最安、ただし送付先地域によって料金が変動する。他社のサービスは全国一律の料金設定とした。

提供サービスにより、互いの住所や氏名を知らせることなく商品発送が行える「プライバシー発送」や、コンビニエンスストア、郵便局、宅配ロッカーの「はこぽす」で荷物を受け取る「拠点受取」サービスなどの付加サービスも利用可能になる。詳細は各フリマ・オークション運営元の情報を参考にしてほしい。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本郵便株式会社 プレスリリース
http://www.post.japanpost.jp/

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