YouTube、テロ志願者を反テロリズム動画へ導く取り組みを開始

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YouTube、テロ志願者を反テロリズム動画へ導く取り組みを開始

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過激主義者によるサービス活用を阻止
Google傘下の動画投稿・共有サービスYouTubeは現地時間の20日、テロリストら過激主義者がサービスを活用し、プロパガンダ動画を拡散、テロの喧伝やメンバーのリクルーティングを展開することを阻止するため、独自の技術を用いた取り組みを開始したことを明らかにした。

YouTubeでは、およそ1カ月前にテロ対策として新たに4つのステップを導入することを発表している。機械学習で問題のあるコンテンツの検出システムを強化すること、人力での検出力をさらにアップさせること、ポリシーに違反していなくとも問題のある動画には広告を表示させず収益化を阻止すること、そして今回ローリングアウトした「Redirect Method」だ。

この「Redirect Method」は、Alphabet傘下の技術インキュベーターであるJigsawの技術を活用したもので、ユーザーがテロ過激派団体に興味関心をもっていることが推察される関連キーワードを入力・検索すると、オンライン広告により反テロリズム動画へとリダイレクトし、プロパガンダの嘘を暴いて、冷静な再考を促す。

RedirectMethod
反テロ動画を差しはさんで思想の狭隘化・先鋭化を防止
Jigsawではこれまで数年間にわたり、英国のMoonshot CVEと提携して、過激派団体の宣伝メッセージ拡散方法、新メンバーのリクルーティング方法を把握すべく、技術的な研究を重ねてきている。

「Redirect Method」は、そうした研究によって得られた知見をもとに開発された仕組みで、テロリストの予備軍といえる人々が興味を抱きそうな検索クエリや、すでに過激主義者となった人から投稿されている動画コンテンツを検出、アクセスしようとするユーザーに、そこで描かれる“神話”の偽りを示すビデオの再生リストを表示して誘導する。

YouTubeでは、こうした機能および取り組みの展開により、過激化するリスクをもった人々の心を変える、立ち止まらせる効果が期待できるとしている。

今後数週間のうちにも、この新機能を英語以外の言語における検索クエリにも拡張することや、機械学習による検索クエリキーワードの動的更新の仕組み導入、暴力的で過激なメッセージを発信するコンテンツに対抗できるよう設計されたオリジナルの動画コンテンツを専門のNGOらと協力して開発すること、Jigsawとともに「Redirect Method」をヨーロッパでも展開可能なようにカバー範囲を拡大させることといった点を実現させていきたいともした。

(画像は「Redirect Method」案内ページより)


外部リンク

YouTube 公式ブログ 該当発表記事
https://youtube.googleblog.com/

「Redirect Method」 案内ページ
https://redirectmethod.org/


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