新機能の追加を公式ブログにて発表
米動画投稿サイトYouTubeは、現地時間21日、公式ブログにて新機能の追加を発表した。今回の新機能には、通常動画の3D動画へのワンクリック変換機能や、15分を超える長時間動画のアップロードに関連する機能、さらに編集プラットフォームの追加が含まれている。
まず、同日からYouTube上にアップロードした通常の動画を、ワンクリックで3D動画に変換できるようになった。ただしこの機能はベータ版としての提供で、3D画像として視聴するには、専用の3D画面と対応の眼鏡が必要になるという。また、本格的な3D画像製作には、やはり専用のカメラとソフトウェアが必要なのであり、同社が提供する機能は、あくまで疑似的なものであるということも注意書きされている。
(asahicom投稿より:YouTubeで3D)
全ユーザーが長時間動画を投稿可能に
また、これまで一部のユーザーには許可が出されていたものの、多くのユーザーには、投稿動画に15分という制限時間があった。しかし、15分という短いものでは、どうしても表現が限定されてしまう。そこで今回、YouTubeのガイドラインにそって動画をアップロードしてきたユーザーであれば、だれでもそれを超える長時間の動画をアップロードできるようにしたという。
この長時間動画への対応として、アップロードレジューム機能も追加された。これで万一、回線の切断やフリーズが起きてしまった場合でも、その途中から作業を再開できる。こうした変更に伴い、これまでの長時間動画をアップロードするためにあったアドバンスドアップローダーは不要となる。
編集プラットフォームにVlixとMagistoが追加
ビデオの編集プラットフォームとして、VlixとMagistoも追加したという。Vlixでは、新しい効果的なエフェクトをかけたり、ビデオにテキストを挿入したりできる編集機能が提供される。一方のMagistoでは、未編集の画像を自動的に短いクリップに編集しなおし、共有しやすくすることができるそうだ。
これらはいずれもYouTube Createで提供されている。自分の動画投稿にもぜひ生かしてみよう。
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