有名人の名前を利用マルウェアが潜むサイトへ誘導
セキュリティ対策のリーディングカンパニー、マカフィー(米)は9月15日、ドイツ出身のスーパーモデル、ハイディ・クルムをサイバースペース上で最も危険な有名人に認定したことを発表した。
マカフィーでは、サイバー犯罪者がしばしば、人々を魅惑する有名人の名前を利用し、マルウェアが多く潜むサイトへ誘導することから、「The McAfee Most Dangerous Celebrities」として、有名なアスリートや歌手、政治家、コメディアン、ハリウッドスターでリスク度の高いセレブを明らかにする調査を実施している。
セクシー路線ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルズに要注意
マカフィーの調査では、最新のハイディ・クルムの写真やダウンロードを検索すれば、9%以上の確率で、スパイウェア、アドウェア、スパム、フィッシング、ウイルスやその他のマルウェアの脅威のあるウェブサイトに行き着くという。
今年の調査でのトップ10の有名人は、以下の通りで、1位のハイディ・クルムは、前年の10位から、また、2位のキャメロン・ディアスは昨年の1位から順位を下げ、危険度もわずかに減少したという。男性で唯一トップ10入りしているブラッド・ピットは4年間トップ10に留まる常連。
また、1位と8位の両者は、セクシー路線の下着などを取り扱うヴィクトリアズ・シークレットのトップモデル(エンジェルズ)で、「ヴィクトリアズ・シークレットの美女らには気をつけて」としている。
1. Heidi Klum (ハイディ・クルム:スーパーモデル)
2. Cameron Diaz(キャメロン・ディアス:女優)
3. Piers Morgan ピアーズ・モーガン:テレビキャスター)
4. Jessica Biel(ジェシカ・ビール:女優)
5. Katherine Heigl (キャサリン・ハイグル:女優)
6. Mila Kunis (ミラ・キュニス:女優)
7. Anna Paquin (アンナ・パキン:女優)
8. Adriana Lima (アドリアナ・リマ:モデル)
9. Scarlett Johansson (スカーレット・ヨハンソン:女優)
10. Emma Stone(エマ・ストーン:女優)・ Brad Pitt(ブラッド・ピット:男優)・ Rachel McAdams(レイチェル・マクアダムス:女優)
McAfee Press Releases