Google Chromeのバージョン8がリリース
Google Chrome 8がリリースされた。今回の更新は、バージョン7からおよそ2年のブランクの後のリリースとなる。Google Chromeは、Google社のWebブラウザソフトで、Mac OS X版、Linux版、Windows版がある。
今回のアップグレードの大きなポイントは、いくつかのバグ修正、セキュリティ性の向上、ビルトインのPDFリーダーが搭載された事だろう。
またバージョン8では、JavaScriptの読込スピードが大幅に上昇。ライバルのWebブラウザFirefox、Internet Explorer、Safari、Operaと比較してもかなり速くなったといえる。
スピードアップ、軽量化、シンプル化
インストールのスピードはかなり速い。1分未満でインストールが完了し、即起動する。ウィザードによる設定プロセスはない。またインストール後の起動に再起動は必要ない。
画面デザインはどうだろうか。Google Chromeではアプリケーションウィンドウを最小にする事で、Webページのスペースを大きくとっている。Interface Minimalism(最小限のインターフェイス)はChromeの特徴で、初代ベータ版から一貫している。またInterface Minimalismは現在のWebブラウザのトレンドになっている。バージョン8ではこの傾向がさらに進んだ。ウィンドウにあるのはメニューボタンだけ。
アップデートはバックグラウンドで自動的に行なう。
動画に関してはビルトインのFlashリーダーを搭載。FlashのアップデートもChrome自身で自動的に行う。Adobe FlashがビルトインされたWebブラウザはこのGoogle Chromeのみ。

Google Chrome 8 (PCMag.com)
http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2373853,00.asp