米Cisco社、CESで「Videoscape」について声明
CES 2011で米Cisco社会長兼最高経営責任者John Chambers氏がソフト「Videoscape」の内容を発表した。
「Videoscape」はWeb動画を異なる端末上で表示するためのネットワーク・プラットフォーム。事業者向け。
テレビ、モバイルデバイス、コンピュータといった複数のデバイスに対応するコンテンツを作る事が出来る。また、どのデバイスでも、テレビ番組、Webコンテンツ、Web動画、ソーシャルネットワーキングなどのコンテンツを表示出来る。
このプラットフォームにより、今まであったデバイス間の壁はなくなる。
Cisco社は米国の通信機器メーカー。CEOはJohn Chambers氏。
複数のプラットフォームをシームレスにブラウズ
インターネットのコンテンツをテレビでみるプラットフォームはiPadやAndroidのアプリケーションにすでに存在する。一方、「Videoscape」はケーブルテレビや衛星テレビといったサービスプロバイダ(発信事業者)向けのプラットフォーム。
「Videoscape」を使って作られたコンテンツでは、ユーザーは様々なデバイスでテレビ番組、Webコンテンツ、ビデオ、ソーシャルネットワーキングといったいろいろなコンテンツをシームレスにブラウズ出来る。
どのような楽しみ方が可能になるのだろうか。
例えばバスケットボールの試合を例にとると、テレビの試合映像、FacebookやYouTubeといったインターネット上の二次的な動画ソース、試合に関するWebコンテンツをテレビのモニタ上に同時に表示出来る。
また試合映像を映しながら、その試合に関連した動画がインターネット上に投稿されるとアラートとしてその動画情報を表示させる事が出来る。
Cisco Videoscape Aims to Power TVs of the Future (PC World)