ポータルサイト連携による新たな広告展開
ポータルサイトを運営するNECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)、ニフティ株式会社(@nifty)、株式会社 ジュピターテレコム(J:COM)、株式会社ビック東海(@T COM(アットティーコム))の4社は、株式会社サイバーウィングとともに、5月19日、ポータルサイト連携による新たな広告提供プラットフォームの構築を目指し、トップページ向けの「オーディエンスターゲティング広告」の販売を開始することを発表した。
「オーディエンスターゲティング広告」は、オーディエンス(利用者)のインターネット訪問履歴や検索履歴、広告反応履歴などを組み合わせたデータから、趣味や嗜好を分析して属性を推定し、その属性ごとにターゲティングを行なって広告を配信するもの。高い広告効果を維持しながら、幅広い利用者へ広告を配信できる新しい手法であり、従来のディスプレイ広告に比べ、サイバーウィング社推定で、約2倍の効果が見込まれる。
広告効果の向上のため SSP構築を目指す
昨今、米国のディスプレイ広告市場においては、高い広告効果と広い配信対象が特長のオーディエンスターゲティング広告が増加しており、また、1インプレッションからリアルタイムで広告が購入できる“リアルタイムビッディング(Real-Time Bidding)”の普及が進む。
“リアルタイムビッディング”には、広告主が最適な形で広告を出稿するシステムDSP(Demand-Side Platform)とメディアに最適な形で広告を配信するSSP(Supply-Side Platform)などが必要であり、このたびの取り組みは、SSP構築を目指したもの。
ポータルサイト各社及びサイバーウィングは、参画するポータルサイトを拡大し、今年度中の"リアルタイムビッディング"対応を目指すなど、SSPを活用した広告展開を進める。
サーバーウィング(ニュースリリース)