今年に入り大幅拡大!
誕生2周年を迎えたインターネット検索サービス「NAVER」のユーザー数が、2011年6月時点で前年の2.5倍、1473万人を超えたことが分かった。アクセス数も2億4630万PVと破格に多く、4倍近くの増加だ。運営会社のネイバージャパンが7月8日、発表している。
NAVERのサービスのなかでも、とくに「NAVERまとめ」は人気が高い。2010年11月にまとめを作成した利用者に広告の収益を還元する制度を導入したことも大きかったが、2011年3月11日の東日本大震災発生以降、震災関連のまとめが多くのユーザーをひきつけた。今回の大幅拡大、人気増の背景もこの点が大きく影響していると思われる。
TwitterやFacebookとのつながりも強い
Twitter上でのNAVER関連の言及数は、合計57万1187件にも上ったといい、これは前年のほぼ8倍。認知度の非常な高まりがうかがえる。
震災に関する「[prayforjapan]世界から届いた日本への祈り」は、なかでもSNSで評価が高く、Twitterでの言及数はもちろん、Facebookの「Like」数、「はてなブックマーク」の登録数合計も非常に多かった。これはNAVERまとめのなかでも最高だという。
年間アクセス数ランキングでは、エンターテインメント系が強い傾向もうかがえるが、SNSの発展を通じて、より幅広い利用が生まれ、今回の大幅拡大、認知度の高まりが実現されたようだ。
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