来月には試験生産開始?
iPhone5、第4世代iPadなど最新デバイスが登場したばかりだが、来年早々(第1四半期)に早くも次のiPhone、iPad、Apple TVが投入されるかもしれないと、中国のニュースサイト「中時電子報」が報じたという。9TO5Macが12日、取り上げている。
記事によれば、次期iPhone(
iPhone5Sとのウワサ!)5〜10万台(※)の試験生産が、来月12月にも開始されるとのことだ。また、NNA.ASIAによれば、iPadのニューモデルは来年の第2四半期には量産体制に入ると見られるという。さらに、iPhoneやiPadのロープライス版も登場する可能性もあるという。
廉価版の登場はあるのか
アップルはこれまで、ほぼ1年に1回のペースで新製品を投入してきたが、そのサイクルを早め、また、低価格帯のバージョンを投入するのは、サムスン(Samsung)に対する競争力を高めるためと見られる。
しかし、9TO5Macは低価格バージョンの登場には懐疑的。またNNA.ASIAも、
業界内には「(最新の)iPhone5の需要が伸びている段階でiPhone5Sを生産するというのは、何者かが故意に市場を混乱させる目的で流した情報ではないか」との指摘もある
と報じている。
ただ、「新しいiPad」(第3世代)が今年3月に登場したばかりにも関わらず、アップルはこの10月にA6Xチップ(A5Xの2倍の速さ)搭載の「第4世代のiPad」を投入してきた。製品のバージョンアップのサイクルが早まる可能性がないとは言い切れないだろう。
※9TO5Macでは「500〜1000万台」となっているが、「中時電子報」では「5〜10萬台」との記載。NNA.ASIAも5〜10万台と報じている。

9TO5Mac:Reports out of Asia: New iPhone 5S, iPad & Apple TV to launch in 1st half of 2013, Samsung hiking prices on Apple processors
http://9to5mac.com/2012/11/12/reports-out-of-asiaNNA.ASIA:「iPhone5S」登場か、鴻海は語らず
http://news.nna.jp/free/news/20121113twd003A.html