セブン&アイグループ各店舗で便利に
株式会社セブン&アイ・ホールディングスが27日、同社のグループ店舗であるコンビニエンスストアの「セブン-イレブン」やファミリーレストラン「デニーズ」、総合スーパー「イトーヨーカドー」、百貨店「そごう・西武」などで提供している無料Wi-Fiサービスの「セブンスポット」を大幅に拡大させ、12月1日より全国の1万店舗以上で利用できるものとすると発表した。
「セブンスポット」は、昨年12月より提供を開始したもので、これまでは東京23区内で展開されてきた。来店者はこれを利用すると、高速インターネット接続が可能なほか、限定コンテンツなどを楽しむことができる。
すでにサービス開始以来、スマートフォンで18万人以上の利用会員登録があるが、エリア外のユーザーからの要望も強かったため、各店で敷設工事を進め、今回12月1日より全国展開できるにいたったという。
開始記念のキャンペーンも
12月1日時点で利用可能となる店舗は、セブン-イレブンが約10300店舗、イトーヨーカドーが約170店舗、そごう・西武が23店舗、デニーズ等が約250店舗という。一部店舗では取り扱いがないが、小売業主体のWi-Fiサービスとしては、国内最大規模のものとなる。対応店舗内には「セブンスポット」のロゴによる表示がある。
無料の会員登録を行えば、最大60分×3回のフリーインターネット接続サービスが利用でき、接続速度は無料Wi-Fiサービスで業界最速レベルだという。大規模災害発生時には、ひとり1回30分の一般無料開放を行い、NTT東日本・西日本提供の「災害用ブロードバンド伝言板」利用や必要情報の収集が可能なようにするとしており、緊急時の社会インフラとしての役割も担う。ごく簡単な操作で高速インターネット接続が利用でき、1か所あたり50人が接続可能という。
サービスの全国展開を記念し、AKB48のメンバー10名のクリスマス限定壁紙が日替わりで配信されるキャンペーンや、AKB48の渡辺麻友とスマートフォン上で“あっち向いてホイ”のゲームができるキャンペーンも開催される。キャンペーンの開催期間は12月1日~12月25日だ。
今後においても、クイズやゲーム、デコメ、オリジナル壁紙など、オリジナルコンテンツの配信や、店舗の割引情報・クーポンの提供なども行っていくとしており、楽しくお得、かつ利便性がアップするサービスとして期待される。

セブン&アイホールディングス ニュースリリース
http://www.7andi.com/dbps_data/_material_/localhost/pdf/セブンスポット
http://webapp.7spot.jp/