外資系通信事業者として初
NTTコミュニケーションズは13日、ベトナムにおける通信サービス事業を提供開始したと正式に発表した。サービスはベトナム国内の拠点間を結ぶ企業向けデータネットワークサービスで、同国における通信インフラの脆弱性を改善するとしている。
発表によると、同社はグループ会社であるベトナム・ハノイのGlobal Data Service JSCを通じ、ベトナムにおける通信サービスの提供に必要なライセンスを外資系通信事業者として初めて取得。今回の事業展開開始となったという。
進出する各国企業を支援
ベトナムでは昨今、堅調な経済成長を背景に、企業の新規進出や事業拡大が加速しているが、通信インフラはまだ弱い部分も多く、早期の高品質なデータセンターやネットワークサービス整備が望まれている。
NTTコミュニケーションズでは、こうした状況を踏まえ、既に提供しているデータセンターなどのサービスに、データネットワークサービスを組み合わせた幅広いICTソリューションをワンストップで提供し、ラインアップを拡充することとしたという。
今後は企業ニーズに応えた多様な通信サービスを、安定した基盤で提供し、ベトナムに進出する日系企業や多国籍企業などを支援していくとしている。

NTTコミュニケーションズ ニュース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/NTT Communications (Vietnam)
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