今年中に商品化し新しいビジネス価値を提案
パナソニックは1月9日、20型4K IPSα液晶パネルと高精度デジタルペンを搭載した「4K Tablet」を開発し「2013 International CES」に出展。同タブレットを、今年中に商品化し、その特長を活かして様々な業種業態に新しいビジネス価値を提案する取り組みを開始することを発表した。
*画像はニュースリリースより
紙やディスプレイを超えるリアルで直感的な操作環境
「4K Tablet」は、パナソニックの最新デジタル技術を駆使して、紙やディスプレイを超えるリアルで直感的な操作環境を実現し、新しいユーザー価値を提供するために開発したもの。印刷メディアが持つ「質感豊かな表現力」「自由度の高い手書き」「可搬性に優れた軽さ・薄さ」といった特性を、従来のPCやタブレットでは実現が困難な高いレベルで実現しているという。
表示部には、20型、4K高精細(3840x2560)、「15:10」のアスペクト比、176°以上の視野角、sRGB色域100%カバーする新開発の液晶パネルを採用。また、表示する解像度と同等の入力分解能を持つペン入力インターフェースを持ち、手書きと同じような感覚で画面上にデータを書き込むことが可能。本体は重量2.4kg、高さ10.8mmと軽量・薄型で、可搬性に優れる。
オペレーティングシステムは、Windows8を採用。これまでのPCやタブレットが実現できなかった直感的な操作を含めて、ビジネスチャンスを逃すことなく、新たなビジネスソリューションを早期に構築できる環境を提供するとしている。

パナソニック ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/01/