新音楽配信サービス、スタートへ
株式会社サイバードが、24日、Google Play向け音楽配信システム「AndroMusic」(仮称)を事業化することを発表した。旧Android MarketであるGoogle Play上での新たな音楽配信サービスであり、今後利用者を拡大する、利便性の高いものとなりそうだ。
開発は、株式会社クレイジーワークス代表取締役総裁でプログラマーでもある村上福之氏がおこなったもので、同氏が東京大学で開催された「Android Bazaar and Conference 2012 Spring」で講演し、明らかにした。
サイバードはこの開発をもとに、ビジネスモデルの構築と、実際の楽曲配信に参加するアーティストとの交渉や契約を請負い、運営していく。
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より多様な楽曲&コンテンツを購入しやすく
「AndroMusic」では、楽曲の試聴分ファイルをGoogle Playにおいて無料で公開。ダウンロードして試聴した後、購入したいと思えば、そのボタンを押すだけで、アプリ内課金のシステムと同様に、キャリア決済で、その楽曲やコンテンツを1つから簡単にダウンロードすることができるという。
Google Playの検索や通常のWeb検索から、楽曲名、アーティスト名などで検索してたどりつけるので、現在のGoogle Play上にある、それぞれ独自に立った音楽配信ショップアプリに比べ、オープンで露出度が高く、配信するアーティスト側にとってアピールを展開しやすい。同時にユーザーもまた購入しやすい環境が整うといえる。
すでにレコード会社との契約交渉が進んでおり、サービスは早ければこの4~5月にも開始されるという。配信コンテンツも音声、映像など多様に手がけていく予定だそうだ。
サイバード ニュース&プレスリリース
http://www.cybird.co.jp/press/content/c20120324.html Android Bazaar and Conference 2012 Spring
http://www.android-group.jp/conference/abc2012s/ 株式会社 クレイジーワークス
http://www.crazyworks.jp/