アップルの今後を占う指標になる?
アップル関連の情報サイト「MacRumors」によれば、
アップルはアップル・ストアの「キッズ・テーブル」をリニューアル、これまでのiMacからiPadの展示に切り替えたようだ(26日報)。子どもたちはキッズ・テーブルで、最新のiPadを好きなだけ触れるようになった。
MacRumorsは、今回の切り替えはアップルの今後を占うサイン、特により若い世代に対するアップルの方向性を知るサインになると見ている。
[image by
Synthesis Studios]
第1号店からあるキッズ・テーブル
MacRumorsによれば、キッズ・テーブルはアップルにとって重要な存在で、10年以上前の
アップル・ストア第1号店オープン時から存在しているという。またアップル、というよりも故スティーブ・ジョブス氏は、アップル・ストアの建築にあたっては惜しみなく予算をつぎ込むことがよく知られているが、このキッズ・テーブルですら例外ではない。
キッズ・テーブル用のイスは大きなボール状のクッションで、子どもたちが座るものにも関わらず、実にそれはイタリア製、ひとつ500ドルもするものだという。
YouTubeでは、iPadを使い倒す幼い子どもの映像が話題になっているが(下部にYouTubeより一例転載)、子どもたちに好きに製品を触らせることは、アップルにとって少なからぬ意味のあることなのかもしれない。そして、それが今回iPadに変更になったということは、やはりアップルの将来を占うひとつの目安にはなりそうだ。
※画像:全面ガラス張りでキューブ状のアップル・ストアN.Yの入り口。11年、ガラスの継ぎ目を減らすため、1枚がより大きなガラスに変更された。その費用670万ドル(5億円超)(ブログ「ニューヨークの遊び方」より)。ジョブズ氏のデザインに対する執念とも言えるこだわりが感じられるエピソード。画像は以前のもの。

MacRumors:Apple Stores Replace Kids' Table iMacs With iPads
http://www.macrumors.com/2012/04/26/apple-stores-replace-kids-table-imacs-with-ipads/ニューヨークの遊び方:アップルストア、ニューヨーク5番街店に新ガラスキューブ登場
http://nyliberty.exblog.jp/17061238/[iPadを自在に操る1歳児]