読み込み時間5分の1に!
SNS大手のTwitterがWebサイトをリニューアルし、サービスの利便性アップ、高速化を図ることを明らかにした。現地時間29日、Twitter Engineeringにて発表されている。それによれば、Twitterのパフォーマンス全体を向上させ、読み込みにかかる時間を、これまでの5分の1に短縮するという。
とくに重視しているのは「最初のつぶやきを表示するまでの時間」だ。ユーザーがTwitterでリンクをクリックするなどの操作を行ったとき、タイムライン上に最初のツイートが表示されるまでの時間を測定、この時間の短縮を目指したという。
よりタイムリーに、その時ほしい情報を、最新のツイートを簡単にすばやく手にでき、利便性が向上するように工夫されているといえる。
「#!」も使用中止でわかりやすく
Twitterでは、これまでもサーバーとユーザーのパソコンがそれほど頻繁に通信しなくてもよいように、JavaScriptによる簡易プログラムをダウンロードさせ、パソコン側で様々な操作が可能なようにするという方法をとってきていた。
だが、この方法の場合、パソコンに入っているWebブラウザによってJavaScriptの処理速度が異なるため、それに依存する面が強かった。そこで、内容を書き換え、ブラウザへの負担を軽減したという。
さらに、従来ツイートや個別ページのURLにおいて、途中に挟みこまれていた「#!」の使用をやめるという。これによりURLはシンプルなものとなり、さらなる読み込み時間の短縮にもつながるそうだ。
こうした改変を順次進めていくとしている。すべての部分での刷新は数週間で完了する見込みだ。

Twittter Engineering
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