導入しやすい安全なデータ管理システムを実現
サクサホールディングスのサクサが、主に中小企業向けのファイルサーバとして「SB1000」を8月3日から発売開始すると発表した。安全なデータ管理システムを導入しやすいかたちで提案する。
「SB1000」はツールをパソコンにインストールするだけで、個々のパソコンで管理されているデータを簡単に共有でき、万全のデータバックアップ体制をとることができるほか、リモート接続なども可能になる。定期的に自動バックアップを行うので、万が一のミスによる削除やパソコンの破損といった場合にも、専用のツールを使うことで、大切なデータを簡単に復旧できるようになっている。
(ニュースリリースより参考画像)
自己診断機能搭載で専門知識者がいなくても安心
また、ある程度大きな事業所であれば、専門知識をもったシステム管理者を置き、サーバの運用や管理を行えるであろうが、中小企業ではそれも難しい。
そこで、この「SB1000」には、定期的に自己診断を行う機能をあらかじめ搭載。障害発生につながるような事象を検知し、故障を未然に防ぐことができるよう工夫されている。もし、バックアップエラーやCPUの温度上昇など、何らかの異常を発見した場合は、サポートセンタへ自動で通知されるそうだ。
駆けつけてくれるサービス付きの5年間無償機器保証が付いて、価格は94万円。今後はさらにハードでの提供だけでなく、オプションでクラウドバックアップサービスも提供していく予定だそうだ。
取り扱うデータやファイルの増大、個人情報の徹底した管理と内部でのスムースな情報共有化など、今求められる状況に対応が難しいと悩んでいる中小企業にはおすすめのサーバといえるだろう。サクサでは、今後3年間で3600台の販売目標を掲げている。

サクサ株式会社 ニュースリリース
http://www.saxa.co.jp/pdf/20120719.pdf