App Storeで代替として推奨
米AppleのiOS 6における「Maps」アプリについて、先日から不完全な部分が多いとの指摘が集中、同社CEOであるティム・クック氏が米国時間の28日には、正式な謝罪内容をWebサイトで公開する事態となっていた。
Appleではアプリの改善を進めていくことを約束しているが、当面の代替策として、さらに一歩進め、他社の地図アプリをリスト化しApp Storeで「おすすめ」としている。iPhone、iPad向けのいずれも用意されており、当分の間はこれらの利用を推奨していくようだ。
(問題となっているAppleのMaps)
各国に合わせ地元向けのアプリも
謝罪文でも他の地図アプリをダウンロードするか、GoogleのGoogleマップやMicrosoftのBing、Nokiaなど各社のモバイル向けWebサービスによる地図情報を使用してほしいとしていた。日本版では「地図マピオン」「地図 Yahoo!ロコ」などが挙げられている。
米App Storeのおすすめセクションでは、iPhone向けに十数本、iPad向けに8本の地図アプリが挙げられている。国が異なると、その内容も異なり、各国別に、カナダではNAVIGON、Garminなど、英国ではskobbler、AA Satnavなどといったふうに、地元向けの地図アプリ推奨も行っているようだ。
日本国内向けでは、先の謝罪文で挙げられた2つのほか、「NAVITIME for iPhone」「MapFan for iPhone」「いつもNAVI」がおすすめとして紹介されている。

Apple : Tim Cook書簡(英語版)
http://www.apple.com/letter-from-tim-cook-on-maps/Apple : Tim Cook書簡(日本語版)
http://www.apple.com/jp/letter-from-tim-cook-on-maps/App Store
http://itunes.apple.com/jp/genre/ios/id36?mt=8Apple : Maps(マップ)
http://www.apple.com/jp/ios/maps/