中国、旅行業界も好調
中国の経済ニュースを扱うサイト「
未来中国人」は20日の記事で、
中国を、
アジアで最も海外旅行者が多い国となった
と紹介、また、旅行を決定する際、
インターネットで情報収集、航空券やホテルの予約も
インターネット経由で、という形が確実に増えていることを伝えている。
記事によれば、中国のインターネット旅行販売大手「
携程旅行社」は、毎年
5千万件以上の取引を行い、その内訳は、
80%がインターネットでの予約だという(残りの20%は電話予約)。また、旅行の内容も“
品質重視”の消費者が増え、
「価格が適正であれば高額であっても購入するというデータが出ている」
としている。今年6月に66万元(約790万円)で販売された世界周遊66日ツアー・定員10名は、実に
30秒でSold Outしたという。
[photo by
MarinaAvila]
中国版Twitter「新浪微薄」で情報発信
「
未来中国人」は、中国の海外旅行市場はまだまだ成長過程としており、インターネット化も進んでいるとしている。中国版Twitterとも言える「
新浪微薄」(※)を活用する旅行会社も多く、中国各都市に存在する旅遊局もこれを利用、「
新浪微薄」に登録していない旅遊局を探す方が難しいという。また、
日本航空も「
新浪微薄」で情報発信しているという。
日本と比較すると中国では海外旅行情報がまだ少ないため、「
未来中国人」は、
素早く情報を発信できるミニブログがウェブマーケティングに締める割合は、日本のtwitterをはるかに超えています
と報じている。
※新浪微薄:ユーザー数は実に5000万人とも。また、あのホリエモン氏も参加しているようだ。

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